第50回 東海クラシック
三好カントリークラブ
この記念大会にバックを担がせてもらったのが、ツアー界のアンモナイト、いや、レジェンド手嶋多一プロ
倉本プロのラフからのショットは異次元であるが、手嶋プロもラフからのショットは群を抜いている
まさに職人
手嶋プロはほとんど練習をしない。
試合が終わって練習もせず、一目散にホテルに帰ってしまう。
練習は部屋の鏡の前でアドレスチェックだけ!
今度、その記事が載るらしく、それについての取材
以前の東海クラシックは、男子プロ女子プロのペア戦
今では考えられない夢のようなペアリング
ジャンボさんと樋口プロ
青木さんと岡本プロ
倉本プロに限っては、東海クラシック最多優勝の3回
三好の歴史はゴルフ界の歴史でもある
特に三好の16番パー3
シーズンの中でプロが最も嫌がるパー3
今年の左は刈り込まれている
グリーンの幅は15ヤードないくらい
崖を嫌がり、皆、右の山に打つ
そこに待ち構えているのはバンカー
しかもピンを奥に切られると200ヤードもある
これだけの歴史、ドラマを作る試合では、コース管理、造る意味でベテラングリーンキーパーがいると思う
その証拠に、夕方コースチェックをしているとグリーン上にある白い物体
よーく見てみると、ビニールにくるまれたラジオ
しかも電源入れっぱなしで音楽が流れている
「グリーンキーパーが落としちゃったのかな?」
と思いつつ、他のホールへ
また同じように落ちて音楽が流れている
また違うホールに行くと、今度は短めのピンフラッグにピカピカ赤いライトが光っている!
私の中で結びついた
夜、動物をグリーン上に近づけさせない工夫
三好の職人の業、アイデアである
ゴルフ界にはいろんな職人がいるものですねー
忘れちゃいけません
キャディ界にも職人がいるのです
右が私が1998年、既にこの業界いて、深堀プロと長年コンビを組んだ柿沼キャディ
今はこの業界をほぼ引退し、就職をしてたまにキャディをするくらいになってしまった
左は私であるが、キャディは引退していないが、髪の毛が後退してきている
最後に手嶋多一プロの左に映っているのが、ベテラン守谷キャディ
もう60歳で年齢的には引退だが体は現役
そんな守谷キャディのここ三好カントリーでの歴史がある
18番グリーン横 池に落ちたことがある
しかも2回
ここからが普通のキャディとは違う
体は池に浸かったが、キャディバックは1滴も水滴を付けず守ったらしい!?
さすが体は現役である
だかこの池ポチャ事件によって、キャディフィーが減益になったかどうかは誰も知る由がない
これからは守谷ではなく、皆さん、守水と呼んであげてください