ツアー

アース・モンダミンカップ

今週は女子ツアーのアースモンダミンカップに来ています。最高賞金額の大会のうちの1つで、今大会終了後にリランキングがあり、色んな意味で今後に影響を与える大会になります。

では今週も気になるホールを覗いでみましょう。

No.9 189(165)ヤード PAR3

グリーンの改造があり、昨年までとかなり変わりました。昨年も手前に池はありましたがグリーンと10ヤード弱ほどの距離があり、多少気にはなりましたが、余程のことがない限り入りませんでした。しかし今年はグリーンにギリギリ届かないショットは池に転がり落ちるでしょう。また池を避けたショットで左奥のバンカーに入れてしまった場合、池が視界に入り、下っていますので難しいバンカーショットが残ります。多くの選手はピンギリギリに打つことはせず、奥目に打ってくることになりそうです。それでもショットに関しては以前のグリーンより縦横の精度が求められますね。

 


pxg

 

グリーンが改造されて新しいため、他のホールと硬さや速さなど若干の違いが出てくるものです。このあたりの対応を上手く出来るかもこのホールの攻略のカギになりそうですよ。

No.17 347ヤード PAR4

短いホールですので1Wで飛ばしてウェッジで寄せてバーディーでって思うのですが、ちょうど落下地点のフェアウェイが狭いため、多くの選手はフェアウェイウッドなどで刻むでしょう。そのため奥にカップが切られた場合は140ヤードほど残ることもあり、決して短いホールということでもなさそうです。ただ風次第では1Wで左バンカー越えを狙い、短いクラブで攻めるという選手も出てくると思います。とにかくバーディー合戦の大会ですので取れるときにどれだけ取れるか。このホールも取りこぼしたくないホールですね。

今年は水曜日の指定練習日は天気が良く、ギャラリー入場が出来て良かったのですが、週末の天気は…(・_・;

最初にも書きましたが高額賞金の今大会、大きな順位変動が必ず起こります。天気の運にも左右される可能性は大きいです。今週は最後まで諦めない色んなドラマが見られそうですよ!

 


pxg

 

ABOUT ME
関根 淳
1975年5月24日生まれ。通算3勝。 空気のような、終わってみれば『そう言えばいたなぁ〜』と言われるぐらいの存在でありたい! 2010年からは丸山茂樹プロ専属キャディーを務め、2012年からは山下和宏プロ専属キャディーとしてツアーに参戦。 その後フリーで多くの選手のキャディーを務める。2024年は阿久津未来也プロ、宮里美香プロ、佐藤心結プロを中心に男女両ツアーに参戦。今年も若手からベテランまで色々な選手をフリーでキャディーを務める予定。