ツアー

50才の谷口徹プロをプレーオフで破り、63才倉本プロ優勝

私は体調を崩していてキャディはしていなかったが、スターツシニアで倉本昌弘プロ、最終日「64」を叩きだし、63才で優勝

シニアルーキー谷口徹プロとのプレーオフ

年齢がスコアに表示されるところもシニアの魅力だ!

2003年に倉本プロはレギュラーで「59」を出し優勝している

ボールには「Massy」のオウンネームに「59」の数字が入っている

しかしブリヂストンが倉本プロの「還暦祝い」に用意したボールは…

赤い字で「60」の数字に「60th アニバーサリー」

洒落ている

たぶん世の中に12個しか出回っていない

そんな倉本プロと、今開催されている全米オープンのペブルビーチ

アメリカシニアツアーで2006年と2007年、一緒に行っている

なので、テレビを見ていて面白い

だいぶ当時あった木もシーサイドコースなので強い風で倒れてしまったような気がする

ここで倉本プロはチャンピオンズツアー最上位の4位に入った

確か4位で賞金は1000万くらいあった

上がって倉本プロの言葉にビックリしたのが、「今日がペブルビーチの俺のベストスコアだ!」

と言っていた。

その時私はこの人は何回このコースを回っているんだろう!?という年輪を感じた

ペブルビーチコースに行くときには有料敷地内に入るので、道に料金所がある

確か1000円以上したような!

それをプレーヤーやキャディはPGAのバッチを見せればタダで通過できる

PGAのバッチは、アメリカ全土のPGAショップで25%オフになったり、ゴルフプレーが安くできたりする

日本ではキャディバッチ見せても何もない

その魔法の年間バッチがこれ!

他のキャディに、

「おまえはなんで真面目顔にスーツの写真なんだ!?」と不思議がられた

それは2003年

久保谷健一プロの時もアメリカレギュラーツアーで行っている

その時はコースで撮ったので、あまりにも笑顔でフランクな感じだったので、自分なりに雰囲気を変えてみた

なのでペブルビーチは試合で3回行き、15ラウンドくらいしたかな?

ほんと前半伸ばし、8番から耐えるコース

だけど綺麗だったなー

 

ABOUT ME
渡辺 宏之
1971年6月21日生まれ。神奈川県出身。 東洋大学を卒業後、スキーのインストラクターをしながら小中学の同級生、久保谷健一がプロになったことでツアーキャディーに。 2002年に久保谷プロの2週連続優勝の後、2003年USツアーに本格参戦。 2004年から倉本プロのキャディーを務め、2006年から07年はアメリカシニアツアーに参戦。 女子ツアーでは服部道子プロ、古閑美保プロ、諸見里しのぶプロのキャディーを務め、優勝に貢献。 2010年、14年ではシニア賞金王、倉本プロの専属キャディーを務める。 2012年、15年には、I・J・ジャンプロのキャディーを務め、中日クラウンズで2度の優勝。 日本で開催されたUSPGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ」では、2021年、マッケンジーヒューズで4位。いままで自身アメリカツアー最高位13位を上回る。 2022年もピーターマルナリティのキャディとして2年連続の参戦。 その年、倉本昌弘プロ(67才)のエージシュート「63」のマネジメント力を間近で感じる。