ツアー

日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills 2019

今週の男子ツアーは日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills 2019です。今年最初、令和最初の国内メジャーなのですが、私は所用のためお休みさせていただいています。が、現地情報を貰いましたので、それらを参考にしながら今回は勝手に書きたいと思います!

開催コースの宍戸ヒルズカントリークラブですが、今年は改造されたホールがいくつかあるようです。

まず前半のほうでは5番ホールのティーが右後方へと移動したらしいです。6番ホールの2打目地点との間の林を切り開いて作ったのですかね。そうなると昨年までのティーイングエリアからま左にあった池が正面に見える感じになったのかと思われます。刻む選手が多いホールなのですが、1Wでティーショットしてた選手もいました。しかし今回は打ちづらくなって刻む選手が増えるかもしれません。現場を見ていませんのであくまでも予想です。

他に改造されたホールについては写真も送られてきたので、それを使いながらいつものように見てみましょう。

No.10 485ヤード PAR4

ティーイングエリアが今までよりも左に造られたということですが、これにより立ちやすくなったとの情報が入りました。写真で見ても確かにそういうふうに見えます。一般営業ではPAR5として使用しているホールを前のティーではありますがPAR4としてトーナメントで使っているため、昨年までのティーイングエリアでは飛距離の出ない選手だと僕の中では違和感、チョッと厳しいホールに思えていたのです。その理由としてはホールが軽くS字のような感じになっていることでPAR5での使用で良いのではと思っていました。運営上、ギャラリーの方々の観やすさや隣のホールとの距離など考慮してのことでのPAR4ということだと思いますが…。まあ、それはさておきPAR5であれば飛ばない人ならティーショットを左に打って2打目を右に、そして3打目でグリーンへというふうに、飛ぶ人ならティーショットで右に打って2オン狙う、もし左ラフに捕まったら出して3打目勝負という感じの良いティーイングエリアなのですが、PAR4だと飛ばない選手も頑張って右を向かないとという、少し無理矢理感があったと思います。それが新しいティーイングエリアが出来て右に打ってくだいというティーになったのではないでしょうか⁉︎左ラフへのティーショットはミスショット、3打目をどこから打つのかを考える2打目が残り、右ラフへのティーショットはまだアリだけど2打目のラフからのライのジャッジ、飛ぶ飛ばないの判断など、ティーショットからグリーンまで流れのあるホールになった気がします。7番ホールから始まる厳しいホールの後の今年のこのホール。スコアがどのようになるのか気になります!

 


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No.16 190ヤード PAR3

グリーンが改造されましたね!右手前を約15ヤード細長く増やして、左奥を2段グリーンにしたようです。これによりJGTO側もピン位置によって思い切ってティーを動かしやすくなったと思います。改造したホールなのでグリーンの芝付きにもよりますが、普通なら右手前、右奥、左の段下、左の段上の4つのピン位置になるハズ。僕なら右奥のピン位置以外ならティーを前に出すのかなと思います。グリーンが止まりやすくてアゲンストの風の予報なら95ヤードのティーイングエリアでも左側のピン位置は難しいと思います。天気とグリーンの仕上がり具合でティーを大きく動かして面白く出来るようになりましたから、ハードルを上げちゃいますがセッティングする人の腕次第でかなり面白くなるホールになりましたね❗️皆さん頑張ってください。

改造された情報を貰ったのでこちらを紹介しましたが、まだまだ気になるホールは宍戸は多いです。テレビでも多くのホールが映りますから少し気にして観て欲しいポイントはティーショットでしょうか。上位に行ってる人は少ないかもしれませんが宍戸のティーショットは選手もキャディーも少なからずドキドキしてますからね。僕の中では14番のティーショットがポイントになると思います。

この試合は毎年優勝者が違ったり、初優勝が多い試合です。本当にこの週に調子が良い、勢いがある選手が優勝するでしょう!今年は誰なのか⁉️

コース状況はグリーンが柔らかく止まって、ラフも例年より短めだという情報ももらってます。例年よりスコアが出るのではないかと。しかしラフが長いと出すだけで諦めがつき、大トラブルにはなりづらいのですが、ラフからも打てるので池が絡むショットの際はライのジャッジ、それまでの展開からの頭、心の整理がとても大事になってきます。このあたりのことも思いながら現地やテレビで観戦してみてはどうでしょう?僕も週末テレビ観戦ですね❗️

 


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ABOUT ME
関根 淳
1975年5月24日生まれ。通算3勝。 空気のような、終わってみれば『そう言えばいたなぁ〜』と言われるぐらいの存在でありたい! 2010年からは丸山茂樹プロ専属キャディーを務め、2012年からは山下和宏プロ専属キャディーとしてツアーに参戦。 その後フリーで多くの選手のキャディーを務める。2024年は阿久津未来也プロ、宮里美香プロ、佐藤心結プロを中心に男女両ツアーに参戦。今年も若手からベテランまで色々な選手をフリーでキャディーを務める予定。