12月某日
寒さも厳しくなり、昼前でも六甲おろし吹き、北風の寒さが身にしみる所に、名店があります
昔から京阪神の食い道楽は白身を好みます。
かの最後の元老 西園寺公望もタイを好み、北大路魯山人は最も美味きモノとして、フグとワラビをあげています。
そう、最高に美味い白身を食べさせてくれる寿司屋が神戸JR住吉駅北側にあります、その名は
大天寿司(だいてんずし)
昼は11時30分から開店しますが、知っている人は11時頃に既に開店を待ちわび並び出します。
夜に来ても、美味い白身は昼の部で吐けてしまうので、知っている人は昼に来ます。
当日も11時前に並び一番乗り
すぐにお客様並び出して、間一髪セーフ
11時30分になり、入店
白身の薄造りを注文します。
タイ、シマアジ、ヒラメ
ヒラメは店オリジナルのポン酢で頂きますが、またこのポン酢が劇的に美味いんです!
アワビをスダチと塩で
イワシ
もうね、昼間からの酒は罪悪感あり極力控えていますが、この状況で飲まない方が身体に毒ですよ
日本酒 賀茂鶴常温頂きます🍶
シャリとアワビ肝和え
赤貝肝焼
そして、ツマミの〆は、やはり美しさと美味さ兼ね備えた
シマアジ
スダチ軽く絞り、カイワレ巻き醤油に少しつけて食します。
ニギリに
ヒラメ縁側とカンパチカマ
赤貝とヒモ
トロ
イカウニとタイ
タコ
そして、〆は、トロと親方が漬けた玉葱を巻物にした
大天巻き
古き良き、お屋敷街の谷崎潤一郎や錚々たる文化人、政財界の大物、食通方々が愛した今に生きる数少ない保守本流の阪神間の寿司屋が、大天寿司にはあります。
皆さま、是非いらしてください、しかし行くなら必ず昼間、開店前に並んで下さい。
それだけの価値は充分あります。
大天寿司、素晴らしい寿司屋です✨