こんにちは。ゴルフ部三回生の西尾です。
今回の投稿では先日行われましたマイナビABCチャンピオンシップについて書かせて頂きます。
私は先日マイナビABCチャンピオンシップに学連のツアーバイトとして参加していました。マイナビのツアーバイトは学生がプロのキャディバックを担げる数少ない試合で、関西で行われるということもあり、以前からずっと参加したいと思っていました。そして今回私が担がせて頂くことになったプロが、プロ11年目にして初優勝された木下裕太選手でした。
私は今年の開幕戦の東建ホームメイトカップで一度木下裕太さんのバックを担がせて頂いたことがあり、それ以来もう一度チャンスがあったらバックを担ぎたい、とずっと思っていました。そうしたら今回たまたま木下裕太さんに帯同のキャディさんがいなかったこともあり、4日間バックを担ぐことが決まりました。
プロの試合ではやはりテレビで見るのとは違う緊張感があり、初日は選手の邪魔をなるべくしないように、と考えながらバックを担ぐことで精一杯でした。しかし、段々と要領が分かってくるにつれて裕太さんとの会話も増え、私が直前のショットについて尋ねたり、マネジメントについて聞くと、いつでも気さくに教えて下さいました。結果、予選ラウンドをトップで通過すると、決勝ラウンドを2日間とも最終組でまわることになりました。
決勝ラウンドでは私と裕太さんの間でいつもどおり、普段通りのラウンドをしよう、という心構えがあったと思います。ラウンド中にいろんな話をして、気合いを入れすぎて崩れることがいっぱいあったということ、我慢してればいつかスコアを伸ばせるということ、を言われていたので、私も最終組ということをあまり意識せずにキャディをしていました。
そして最終日プレーオフではこんな会話をしていました。
「これが最後ですね」
「そうだね、いくしかない」
そういって打った二打目はピン2.5メートルにつき、そのイーグルパットを沈めて優勝をきめました。
私自身、キャディとしてまだまだで選手を支えるには足りない部分が多くありました。しかし今回の素晴らしい経験と時間を糧に、これからの練習に励んでいきたいと思います。
木下裕太さん、優勝おめでとうございます。
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