日本には古くから今に綿々と続く、「老舗(しにせ)」と呼ばれる会社や店が数えきれないほどあります。
世界最古の企業も日本の大阪にあり、創業はナント578年‼︎
578年に聖徳太子により建立された四天王寺を百済より帰化した金剛一族が主に請け負い実施し、数十年前まで金剛一族が経営する会社でした。
数年前には私の記憶が正しければ現在はゼネコン大手の高松建設グループ傘下に入ったと・・・
1440年歴史持つ金剛組ですが、沢山の宮大工抱える大手で年商50億円超えるバリバリの会社でもあるんです。
そう、タイトルにある日本一歴史ある飲食店が京都にあります。
京都中心部からタクシーで約15〜20分、今宮神社旧参道にある?
一文字屋和輔(いちもんじや わすけ)
です。創業は長保二年(西暦1000年)ですから、創業は今年で1018年迎えるんです!
メニューは一品のみ🤚
元々は疫病退散から建立された今宮神社なので、それに起因する「あぶり餅」のみ
親指大きさの餅を竹串に刺して、炭で炙り、白味噌仕立ての甘いタレに、きな子をまぶした昔と変わらない味を、ずーっと守り続け今に伝えます。
シンプルな味だけど、500年前の人、200年前の人も同じ味を、、と思うと感慨深いものがあります。
自然な心安らぐ甘み、です。
一文字屋和輔は、「元祖」を名乗りますが、「本家」を名乗り、一文字屋和輔真向かいに店を構えるのは?
本家 かざり屋
です。一文字屋和輔と同じく、あぶり餅の白味噌仕立てだけを提供するのですが、こちらの創業も古く1637年
本家かざり屋の方が、少し甘みが強いかな?と思いますが、二つの店を食べ比べするのも楽しい歴史巡りかもしれませんね
京都にいらしたら、今宮神社旧参道の
元祖 一文字屋和輔
本家 かざり屋
に、おこしやす。
そして、綿々と続く味と歴史、何故人から愛されるのか?を肌で感じて頂けると思います。