プライベート

日本女子プロ小杉カントリークラブの尖った杉

日本女子プロ選手権

初日、2日目、申ジエ プロと同じ組であったが、最初はそこまで調子良さそうではなかった

しかし初日を盛り返し、独走体制を築いたのはさすが世界ランク1位まで輝いたプレーヤーである

そしてその横には、私がキャディを始めた1998年から先にゴルフ業界にいて、当時丸山茂樹プロをキャディ兼マネージャーとして支えた斎藤優希キャディである

あの雨の中でも余裕を感じさせるキャディワーク

私がネコの手も借りたいと思ってキャディワークしているのと違った

むしろ犬もネズミもミッキーマウスにもお願いしたいところだった

富山の小杉カントリークラブは、クラブのマークに尖った木が3本あるように、コースでの木の並びがキレイである

大きな池を渡る橋の向こうにも立派な杉

但し試合中はこの橋をカートではなく歩きだったので、キャディには少々シンドイ

しかしこの空に突き上げるように伸びた木より尖ったものを見つけた

キャディにはちょっと取り扱いにくい尖った金具が付いたヘッドカバーに、所々尖った物を散りばめたキャディバック

デザイン的には素晴らしいがキャディ泣かせの代物

しかし担ぐところはちゃんとトゲトゲがない心遣い

こんなキャディバックを持っているプロはいったい誰だ!

と思ったら、私が2002年に初めて女子プロゴルファーのキャディをさせてもらった高村亜紀プロであった

思わず

「凄いいいキャディバックですねー」と言ってしまった

今の女子プロ界に私がいるのも高村プロのお陰である(笑)

 

 

ABOUT ME
渡辺 宏之
1971年6月21日生まれ。神奈川県出身。 東洋大学を卒業後、スキーのインストラクターをしながら小中学の同級生、久保谷健一がプロになったことでツアーキャディーに。 2002年に久保谷プロの2週連続優勝の後、2003年USツアーに本格参戦。 2004年から倉本プロのキャディーを務め、2006年から07年はアメリカシニアツアーに参戦。 女子ツアーでは服部道子プロ、古閑美保プロ、諸見里しのぶプロのキャディーを務め、優勝に貢献。 2010年、14年ではシニア賞金王、倉本プロの専属キャディーを務める。 2012年、15年には、I・J・ジャンプロのキャディーを務め、中日クラウンズで2度の優勝。 日本で開催されたUSPGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ」では、2021年、マッケンジーヒューズで4位。いままで自身アメリカツアー最高位13位を上回る。 2022年もピーターマルナリティのキャディとして2年連続の参戦。 その年、倉本昌弘プロ(67才)のエージシュート「63」のマネジメント力を間近で感じる。