みなさん、こんにちは。
ゴルフ部三回生の佃と申します。
初めての方がほとんどですので、軽く自己紹介をさせて頂きます。
私は北海道の生まれです。
ゴルフを少しかじりつつも、ずっと野球をしてきました。
立命館大学総合心理学部に入学し、父に負けたくないという気持ちからゴルフ部に入部、現在は秋リーグのメンバーに入るという目標を掲げ、日々練習に励んでいます。
さっそくですが、皆さん、体育会ゴルフ部の試合は主にどこが運営しているのか、疑問に思ったことはありませんか?
そこで本日は、私が所属している「学連」と呼ばれる仕事について、具体的には何をしているのかをわかりやすく説明していきたいと思います。
まず、学連とは「関西学生ゴルフ連盟」の略称で、大学生が出場する試合を運営しています。高校生までは、学校の先生や事務局の方々が試合を運営してくださっていましたが、大学生は学生自身で試合を運営するのが特徴です。各大学1学年平均1人ずつの学生で構成されています。
具体的には、関西ゴルフ連盟主催の「関西学生ゴルフ選手権」の予選会を始め、日本学生ゴルフ連盟主催の予選会や、男子は4部編成、女子は2部編成でのリーグ戦、年5回の月例杯・月例大会、大学から始めた人でも気軽に出場することができる新人戦など、多くの試合を運営している団体です。
今年は、関西学生ゴルフ連盟主催で滋賀の日野ゴルフ倶楽部で行われた全国対抗戦を運営しました。他にも、プロトーナメント「パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ」の出場資格を誘致するなど、関西学生ゴルフ連盟は全国的に活動もしています。他にも、従来ある試合を精力的に盛り上げて、魅力ある大会を増やしていくために、毎年同じ試合を続けるのではなく、様々な変更を学生委員同士で話し合い新しいものを創造していきます。
学連の活動を通じて2つ、大切なことを学びました。
1つ目は、社会に出て必要な「交渉力」を身に付けられたことです。試合はゴルフ場を使用させて頂いて競技が行われているため、ゴルフ場の担当者の方と打ち合わせをします。その打ち合わせでは、選手がより良い条件でプレーできるように、担当を割り振られている各学生委員が交渉をします。また、前述させて頂いたプロトーナメントの出場資格誘致についても、当該企業の担当者や広告代理店の担当者、運営会社の担当者など様々な方と交渉をし、学生の思いを代弁するのも学生委員の仕事となっています。学連の活動を通して、社会に出ても責任を持って充分に活躍できるようになりたいです。
2つ目は、「信頼」です。ゴルフ場や企業の方と、あるいは加盟している32校約600名の加盟者全員と向き合っていくことが求められます。常に相手の視点に立ち、どのような試合を運営していけば全員が満足する試合になるのかということを考えながら日々励んでいます。また、人と人との信頼関係を結び本当に相手が求めていることを行動に移す必要があります。学連の学生委員をしてきた先輩方の中には、学連の活動以外でもゴルフ場や企業の方、他大学との信頼関係により、交流が今でも続いていることも多々あるそうです。
ゴルフの試合運営を通じて、社会人になった際にも活躍できるスキルを身に付けることができます。常に、創意工夫を凝らしより良い環境を作るのが「学連」と呼ばれる活動の内容です。
これで少し試合についての謎が解けたのではないでしょうか。立命館大学をはじめ、関西で行われた試合結果や試合予定が見たい場合は、是非以下のURLを参照の上、ホームページをご覧ください。
URL: http://ksgu.net
長い文章になりましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。
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