ツアー

US Open at Shinnecock Hills (Part 2)

 

今日は、早朝の電車に乗りマンハッタンから約3時間かけてShinnecock Hillsまでやってきました。

コースに近付くにつれて天候が悪くなり、到着時には摂氏14度の雨でした。下の写真は全米オープン専用の仮設駅のホームでシネコックヒルズの目の前です。

無事に到着し、迷路のような道を歩き歩道橋を超えるとコースに到着!USGAの旗があちこちでなびいていてUSGA Champioship会場に来たんだという実感が湧きました。

先ほど迄の雨も少し小降りになりいよいよ出陣!

今回のボランティアの仕事はMDTFモバイル・デバイス・タスクフォースというスマホなどで選手の写真やビデオをショットのルーチンに入ってからフィニッシュまでの間に盗撮している輩を取り締まる係で、ポリスエスコートなどが付くグループのみにアサインされて18ホール一緒に回ります。そういう係なので仕事中に自分で撮影などできないのでプレイ中の写真はありません。

ババ・ワトソン、ブルックス・ケプカ、ジェイソン・デイの1:25インスタートでした。3人揃ってフェアウェイキープしましたが、ババはセ175ヤードからのセコンドショットをオンせずグリーン手前の傾斜にはまり登りの30ヤードショットを残しました。3打目をランニングアプローチで傾斜に対向して打ったもののグリーン手前まで行ってUターン、ほぼ同じ場所に戻ってきました。4打目も同じ、5打目でやっ乗せてワンパットでダブルボギースタート。そこから全くリカばれず今日一日が終わりました。デイはパットに一日中苦しみ終わりました。

その反面ケプカは淡々と自分のゲームをしながらジワジワとスコアを伸ばし、本日のベストスコアタイの4アンダーでまわり、4位タイ+1で予選通過しました。

フェアウェイを外す代償は大きく、グリーンもそうですがグリーンまわりも本当に難しくしていました。

今日の僕のグッジョブは13番ホールパー4、374ヤード!三選手共にアグレッシブに右ドッグレッグのコーナーを狙って打って行きました。デイのボールはかなり右にブレてボウボウのフェスキューの中!ボウボウ且つ五重六重にも寝てるのでボールが入り込んだらわからないんです。

捜索活動開始、マーシャルなども含めて10人がかりで探して時間ギリギリで僕の足もとに何かを感じ草を動かしたらTaylorMadeの黒ポチ付きが出てきました。思わず「I found it!」と叫んだらデイがOH Yeah!と言いながら番号とマークを確認しプレイ続行。キャディからは神様扱いされてしましました。ラウンド終了後、帰ろうとしたらデイが、さっきはありがとうと言ってサインボール手渡してくれました。スーパーナイスガイですね

苦戦している選手も多かったせいでしょう、ラウンドは5時間越えでした。ババは終始コース設定とかグリーンがバンピーだとか、文句ばかり言いながらラウンドしてました。そういうマインドじゃ良いプレイができるわけありません。

終わったあとクラブハウス周辺にいたらふと丸山茂樹プロが歩いてきたので思わずツーショット。

そして金メダリストの北島康介さんも登場。松山選手に付いていたんだなと思いました。

松山選手も今日は耐えて最後はバーディフィニッシュ!

丸山プロが、あれは良いバーディだったなーと松山選手肩をポーンと叩いていたのは印象的でした。

この後、ゆっくりとコースを散歩して夕日のシネコックヒルズを撮影して一日を終えました。

明日土曜日も朝から行きます。誰につくのかな、楽しみです!

<追伸>

自分の仕事のスタンバイしている時に、たまたま秋吉プロのキャディの高橋さんと会ってお話させてもらいました。

ナイスガイでした!ありがとうございました!

 

 

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ABOUT ME
フランク 早川
1963年1月生まれ。アメリ生活45年、ニューヨークにてITのコンサルティング会社を営んでいる。ゴルフ歴40年、とにかくゴルフをこよなく愛している。40代の頃はニューヨークで5本の指に入る腕前で今でも多くのアマチュア大会に参戦している。現在のハンデは7と低迷しているが、ニューヨークのアマチュアゴルフ界では知らないものはいない存在。 2003年からPGA・LPGAツアー並びにUSGA Championshipにてスコアラーのボランティアをはじめ、FedexCup Playoff、PGA Championship、US Openの上位グループのスコアラーも任されるようにまでなった。 またTokyo 2020では、ゴルフの競技委員として招待されるまでのレベルになる。米国内のクラブフィッター、ティーチングプロ、PGAプロ、フィジカルスセラピストとの交友も深く、常にゴルフ関係の動向にアンテナを張って生活している。