京都の中心部から車で約20分
北区柴野にあるのが
今宮神社
です。
1000年以上前に一条天皇発願によりこの地に建立された今宮神社ですが、実は独身女性に行って頂きたい、パワースポット!?でもあるんです。こんな実話があります
江戸時代初期、京の街、西陣にお玉、という女の子がいました。八百屋の娘と言われていますが定かではありません。
父を亡くし育つ、母の手一つで育ったお玉でしたが、母が寺侍 本庄某の後妻となります。
そこからお玉の人生は劇的に変わります
武家の娘となったお玉は、遠く離れた江戸城、大奥にて奉公働きになりました。
そこで将軍以外の男子禁制の大奥で、三代将軍 徳川家光に見染められたお玉は、懐妊し男の子を産みます。
この男の子が、後の五代将軍 徳川綱吉になるんです!
四代家綱が亡くなり、五代将軍に
八百屋の娘が将軍の実母になり、母の嫁ぎ先の本庄家も大名に取り立てられ有り得ない栄進を遂げます✨
桂昌院となった、お玉は故郷、西陣の氏神様である、今宮神社を懐かしみ今宮神社に多大なる寄進をしたとのこと
これが現在の「玉の輿」の語源になったんですが、今宮神社はそんな実話からか、いつのまにか大願成就、玉の輿の神社
ということで、独身女性が参拝に来る神社でもあります。
しかし、京都の中心部から少し離れたところにあるので、京都らしい京都を楽しみたい方にはオススメ スポットですね
神社内には、100年前、200年前、300年前と全く変わらない
町衆から寄進された絵馬も堂に飾られて、檻の中の動物でなく、アフリカの広々とした荒野走る野生動物のような、その姿を見られます
そして今宮神社と言って、もう一つ忘れてはならないのが門前にある
正保2年(西暦1000年)から1000年以上、同じ味を同じ場所、形態で今に伝える
あぶり餅屋、一文字屋和輔(通称 一和)があります。
上品な感じ白味噌ベースのタレに、親指ぐらいの炙った餅
1000年変わらぬ味
向かいには、これまた400年続く
もあり、同じあぶり餅が出ます。
どちらも似たような味ですが、今宮神社に参った後に、1000年、400年続く悠久の京の街の流れと歴史
変わらぬ味に舌鼓打つのも粋な京都観光かもしれません
近くには大徳寺もあり、是非足を運ばれてはいかがでしょうか?
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