京都の街を歩いていると、清水寺や金閣寺など、誰もが必ず行く観光スポット以外にも至る所に歴史的遺産を見つけることができます。
例えば、中々目が行きませんが、三条大橋の擬宝珠
何が書かれてあるかといえば?
実は天正18年(1590年)に豊臣秀吉の家臣であった増田長盛(ました ながもり)が秀吉の名を受けて、日本で最初の石橋柱をこの地に設置したんです。
増田長盛は大和郡山20万石おさめる大名とし豊臣政権中で石田三成や長束正家などと共に、経済官僚中枢担う武将でした。
しかし、秀吉亡き後、関ヶ原の戦いでは日和見的な姿勢から領地没収、高野山に入ります。
その後、尾張徳川家に仕えていた実子が、大坂の陣で秀頼方につき、徳川に牙を剥いた責任により、自害させられた数奇な運命、儚い人生歩んだ武将です。
天正十七年 摂津国御影 七月吉日
今の兵庫県神戸市東灘区御影、朝日新聞社社主 村山さん自宅などもある日本屈指の高級住宅街ですが、そこから429年前に運ばれてきたんです。
沢山の国の観光客の方々が往来する三条大橋ですが、ふと視線を外らすと、見えてくる京都の奥深い歴史があります。
そんな京都におこしやす〜
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