ツアー

日本女子オープンのお天気運

 

初日の雨

これによって午前スタート組と午後スタート組の明暗が分かれた

水曜日は日本女子オープンの歴代優勝者が集まる毎年恒例のチャンピオンズディナーが、コースクラブハウスレストランで行われる

なのでこれに参加するチャンピオンは、ほぼ全員午後スタート組になる

天気予報では朝方の大雨でスタート時刻が遅れることが予想された

案の定、トップスタートが約3時間遅れ

必然と午後スタート組はその日に全ホールを消化できないことが決定

それでも雨の中スタートするよりはいいや!と誰もが考えていたはず!

しかしふたをあけてみると、午前スタート組は雨も止み、無風の中プレーができた

午後組がスタートし始めた3時過ぎ、突然の大雨
それに風と寒さが加わった!

宮里美香プロがドライバー、スプーンでも届かないPar4もあった

2015年日本女子オープンが行われた片山津で、柏原プロのキャディをした時はトップスタート
午後スタート組は嵐のような天気でプレーをしていた

そのお天気運を掴み、最終日最終組

オープンは決勝ラウンドになると2サムで行われることが多い為、最終組に入るのが難しい

今年はお天気運に見放され、キャディの3年連続最終日最終組を逃した

それどころか初日の8ホールで4オーバーがひびき、予選落ちをしてしまった

2日目は朝6時45分から残り10ホールを消化し、50分後には2ラウンド目に突入

ピンポジションも決まる前にスタートしていく

こんな状況の試合

海外でサスペンディットに慣れている宮里美香プロでも、日本の降り続く雨と寒さには勝てなかった

海外の場合は、ほとんどが雷雲の接近による中断
だから選手はカッパを着るどころか傘すらさすことがあまりない

日本のキャディは雨の中や蒸し暑い中、仕事をしなければならないので比較的大変だ

宮里美香プロも長年ゴルフをコツコツと練習してきて、すぐアメリカツアーに飛び込んだ

 

それをまさに今の若い世代が同じ道に飛び込んだ

(美香プロと去年の日本女子オープンチャンピオン畑岡ナサプロで何を語り合っているのだろう!?)

長く海外で過ごした美香プロは、どうやら小休止の年ようだ

パターも本人自身が初めてお金を出して買ったオデッセイの2番(およそ15年前のモデル)でこの試合に挑んだ。

そのことによって今一度ゴルフを基本にたちかえっているかのようにも私には思えた

2009年、日本女子オープンが開催された我孫子ゴルフ倶楽部で、またいつか笑顔で戻ってくる宮里美香プロに期待をしたい

我孫子ゴルフ倶楽部の象徴の木の前

私の笑顔は余計だが、また9年後!?
プロのキャディバックを担げたら幸せである

その時私の55歳

自分、倒れていないかなー?

我孫子の象徴の木も台風とかで倒れていないことを祈る

私もこの木のように、しっかり地に足をつけて、キャディ業に励んでいきたいところだ!

今回の試合で、宮里美香プロのデビュー戦以来、9年ぶりにキャディをさせてもらって言えることは、昔も今も変わらず、ほんとにスレていない気の優しいプロであった

美香プロ、ありがとうございました

 

 

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ABOUT ME
渡辺 宏之
1971年6月21日生まれ。神奈川県出身。 東洋大学を卒業後、スキーのインストラクターをしながら小中学の同級生、久保谷健一がプロになったことでツアーキャディーに。 2002年に久保谷プロの2週連続優勝の後、2003年USツアーに本格参戦。 2004年から倉本プロのキャディーを務め、2006年から07年はアメリカシニアツアーに参戦。 女子ツアーでは服部道子プロ、古閑美保プロ、諸見里しのぶプロのキャディーを務め、優勝に貢献。 2010年、14年ではシニア賞金王、倉本プロの専属キャディーを務める。 2012年、15年には、I・J・ジャンプロのキャディーを務め、中日クラウンズで2度の優勝。 日本で開催されたUSPGAツアー「ZOZOチャンピオンシップ」では、2021年、マッケンジーヒューズで4位。いままで自身アメリカツアー最高位13位を上回る。 2022年もピーターマルナリティのキャディとして2年連続の参戦。 その年、倉本昌弘プロ(67才)のエージシュート「63」のマネジメント力を間近で感じる。