7月某日
九州の玄関口にある小倉の名店
もり田
に行って参りました。
北九州市では、天寿司と、もり田が切磋琢磨しながら北九州の鮨の歴史を積み上げて来た。
と言っても過言ではありません。
天寿司にはお邪魔させて頂いたことありますが、もり田は初でした。
小倉駅より徒歩約10分。魚町2丁目のビルの2階にあり、カウンター8席ほどだけの、コレぞ鮨屋!的な雰囲気✨
「暑い中お越し頂き、ありがとうございます!」
と親方。
御年70を超え、なお職人として最前線で日々戦う森田さんの肌艶、手の美しさ、風貌、全てがレジェンド
小野の御大、小松の御大、亡くなられましたが、みや葉の御大と同じ、語らぬ凄味をヒシヒシと感じます。
まずは、キリンの瓶ビールで
初夏の風味。
そして
アテのイワシですが、既に4方向ぐらいからの色々な旨味覚が下の上、口内を走り巡ります
次に、タコのうま煮
も、味噌がアクセントとなり、美味しかったです。
次は、赤貝をアテにキリンの瓶ビールお代わり。
そしてニギリに参ります。
まずは
カツオの薫りとシャリ、ネタの上の一仕事が三位一体となり素晴らしい
親方仰います
「このニギリは天寿司の先代と試行錯誤しながら完成しました。トラフグでは身が硬く、ヒガンフグ、マフグを使います。」
フグがヌメッとシャリを包み込み、噛み締める程に、フグが主張します
初体験の味覚と食感ですϵ( ‘Θ’ )϶
「わたしが小さい時には、ムツの煮付けなんぞ、安く自宅で母が作ってくれましたが、時代は変わったもんです(笑)」
と、親方。
シャリの硬さ、旨味、ノドグロの旨味、炙りの薫り、一仕事
5箇所から口内攻め入られます
美味也
歯応えとシャリの妙技を感じます
「軽く酢締めにしております。軽くムラサキをつけて、お召し上がり下さい」
美味い。
美しい。
イカの歯応え
続き
山口で捕ったウニ
タチウオ
マグロ中トロ
アナゴ
〆は、
「今から美味くなるハモです。伊勢、淡路島、中津のハモが有名ですが、コレは中津のハモです。」あまりにも綺麗過ぎて、ピンボケしてしまいました。
ハモの甘みと骨切りの食感、梅肉の酸味
これまた、素晴らしい鮨でした✨
もり田は、ネタ、シャリの他に必ずプラス3箇所方面からの援軍きます
全てが主張しているのですが、鮨という完成形を成しています。
親方、2人の板さん、奥様、従業員方の人柄、応対も丁寧で気持ち良かったです。
もり田
楽しゅうございました✨
132店目
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