梅雨入りしてモヤモヤじめじめした日が続きますね‼
人間界もO157、サルモネラ、腸炎ビブリオなどこの時期には特に注意が必要ですよね‼
芝生界も同じ時期にして色んな病気が出回ります。
今回は暖地型芝生の病気です。
前回少し触れましたが、春先には「ラージパッチ」というのが出ます。
この病気は気温があまり高くない時に出ます。
同じ時期に出るのがこれです。
これはバミューダ芝にだけ出る「スプリングデッドスポット」です。
同じ様な症状でも和芝に出る物で、「ゾイシアディクライン」と言う病気も有ります。
しかしながらこれらは気温が上昇すると、菌が暑さに負けるのと合わせて芝生の勢いが勝り消滅して行きます。
(とは言いながら全滅はしません)
しかし、この気温を待っていたかと出てくる菌も居ます。
綿の様な物が見えますか?
時々ゴルフ場で見かける!って方は多分、早朝ゴルファーでしょう?
蜘蛛の糸だと言う方が居られますが、これは菌の糸……正しく菌糸と言う物です。
特に糸状菌と言われる菌の症状として朝の露が掛かる時に見られます。
糸状菌の有名な物としては、「キノコ菌」や「麹菌」は人間界には嬉しいものですが、芝生にはマイナスに働くものが多いのです。
暖地型芝生に多いこれからの病気はやはり…
カーブラリア葉枯病
これは別名「犬の足跡」とも言います。
我々は略して犬足と言いますが、象足と言う病気も有りますが、また秋くらいに象の話はさせて頂きます。
これは「ダラースポット」
元来ベントグリーンなどの寒冷地芝に良く出てた病気ですが、最近は高麗芝に多く出てきた病気です。
なかなか、これからの暑い時期はこいつらが、厄介になって来るんです。
この時期の寒冷地芝の病気は又お話します。
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