土の中には100万種類の菌が居ます。
人間には害のある菌も勿論居ます。
「ボツリヌス菌」や「破傷風菌」もそうですね。
芝生の病気の種類は、20種類以上で15種類程度の菌種が原因とされています。
この中で最もポピュラーなのが、このリゾクトニア菌なのです。
この菌は日本芝だけでなく洋芝、すなわちベントグリーンにも現れます。
日本芝とベントグリーンでの発生の互いは気温にありますが、どちらにしても芝の活性が弱まると出やすくなります。
日本芝は「春」と「秋」、ベントグリーンは「7月」、「8月」位が最盛期でしょう!
この菌はカビで好む物は新鮮な有機物…即ち芝カスです。
泥化した物には、他の菌が増殖して宿れません。
従って防除するには手っ取り早くは殺菌剤なのですが、長いスパンで考えると細めにサッチを取る作業!
それからサッチ分解剤の散布です。
サッチ分解剤も微生物資材ですからサッチを分解する役目は勿論、ラージパッチの菌を減らしてくれる役目も僅かながら有ります。
あとは、リゾクトニア菌と直接戦ってくれる菌を撒くことも有んですよ!
砂と菌を混ぜて撒きます❗
そうする事で、徐々に土壌環境が改善されて見苦しいラージパッチは消えていきます。
他の厄介な病気や虫達は又掘り下げたいと思います。
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