ツアー

KKT杯バンテリンレディス

今週の女子ツアーはKKT杯バンテリンレディスです。コースは熊本空港カントリークラブ。私も久しぶりにこちらに来ましたので一緒にコースを覗いてみましょう。

No.15 325ヤード PAR4

グリーンまでずっと打ち上げのPAR4。この熊本空港カントリークラブで気になるホールを1つ挙げろと言われると、このホールを思う人も多いでしょう。
まずティーショットですが、昨年までなら1Wを使用する選手が多かったかもしれません。しかし今年はバンカーがフェアウェイ中央に新設され、入ってしまう可能性があります。そのため飛距離の出る選手は特にフェアウェイウッドなどで刻む可能性が高くなりました。
もともと昨年まででも、かなり打ち上げているホールなので、ボールが高くない選手はフェアウェイウッドで刻んでいた人もいたかと思います。今年はより多くの選手が刻むことになりそうです。
次に2打目ですが、グリーンまで10ヤードほど打ち上げています。また傾斜の強い2段グリーン。乗る場所が悪いと簡単に3パットになってしまいます。
落下地点が見えなく、しかも打ち上げ。距離を合わせるのが難しいので、フェアウェイの良い位置からグリーンを狙っていきたいホールです。

No.17 380ヤード PAR4

やや左ドッグレッグのPAR4。
左バンカーの先に大きな木があるので、ティーショットはやや右に打っていきたいところです。
グリーンは2段グリーンになっていますが、奥側は少し下っています。なので奥にピンがあるときに手前側の面に乗ってしまうと上って、下るというかなり難しいパッティングが残ります。ショットに関しても距離が残るため、長いクラブを持たされます。当然ですが止まりづらくなります。そのためティーショットでフェアウェイを捕らえることが重要になってきます。
以前こちらに来た15年以上前のこのホールは、ボギーが出やすい難しいホール。特に奥にピンがあるときは難しかったと記憶しています。ただ現在はどの選手も飛距離が出るようになり、短いクラブで狙えるようになってきました。
このホールはパーで耐えて最終ホールでバーディーやイーグルを狙うというイメージより、上がり2ホールのこの17番からスコアを伸ばしていかないと今のツアーでは優勝まで辿り着かないのかもしれません。

No.18 503(479)ヤード PAR5

右ドッグレッグの2オンを狙えるPAR5。
後方のティーイングエリアを使用した場合は飛距離の出る選手でしか2オンを狙えないでしょう。それでもティーショットのターゲットは右バンカーの左スレスレ。かなり狭くなります。

2打目で刻む場合の気をつけるところは、まずは池に入らないような番手選び。当たり前のことなのですが、どうしてもある程度のギリギリまで狙いたくなってしまいます。特にラフからはフライヤー、そして固くなったフェアウェイで思ったよりも転がり過ぎることの警戒が必要になります。これらを考えた上でのクラブ選択になるでしょう。
後方のティーイングエリアからだと2オンを狙える選手が少ないことを考えると、前方のティーイングエリアを使用したほうがスリリングな展開が待っているかもしれませんね!

昔は固いグリーンでスコアが出なかった試合でしたが、ここ数年はグリーンが柔らかい年が多くスコアが出ています。今週も昔を知っている者からするとフェアウェイから打てれば止まり、やはり易しいかと思ってしまいました。しかしラフからは止まりません。そう考えると今年はちょうど良い良いセッティングになったのではないでしょうか?
ティーショットからクラブ選択を考えることが多いこのコースを制するのは誰なのか⁉️

ecc

ABOUT ME
関根 淳
1975年5月24日生まれ。通算3勝。 空気のような、終わってみれば『そう言えばいたなぁ〜』と言われるぐらいの存在でありたい! 2010年からは丸山茂樹プロ専属キャディーを務め、2012年からは山下和宏プロ専属キャディーとしてツアーに参戦。 その後フリーで多くの選手のキャディーを務める。2024年は阿久津未来也プロ、宮里美香プロ、佐藤心結プロを中心に男女両ツアーに参戦。今年も若手からベテランまで色々な選手をフリーでキャディーを務める予定。