ツアー

マイナビABCチャンピオンシップ

今週の国内ツアーは、男子がマイナビABCチャンピオンシップ、女子がアメリカツアーの公式戦でもあるTOTOジャパンクラシックです。男子ツアーの会場に来ていますので、ABCゴルフ倶楽部を見ていきましょう!

No.13 382ヤード PAR4

ほぼストレートの短いPAR4。
このホールの前まではいやらしいホールが続きますが、ここからバーディーの欲しいホールが続きます。ティーショットは多くの選手が、エッジまで100ヤード前後に刻むことになるでしょう。
グリーンは斜めになっている2段グリーン。右と左では上の段までの距離が変わってきます。2打目のライからピン位置を見て、上の段か下の段だけでなく、左右の距離も気にしないといけません。
OUT、INともに最初の数ホールはティーショット次第で簡単にボギーが出るホールが続きます。ここからはスコアを伸ばしていきたいと選手たちは思っているハズ。ティーショットで確実にフェアウェイを捕らえて、良い場所からピンを狙ってバーディーを取りたいホールです。

No.14 408ヤード PAR4

右ドッグレッグの打ち下ろしのホール。
こちらのホールも多くの選手はティーショットを刻むことになりそうです。別に1Wで打ってもいいのですが、かなり右に打たなくてはならず、また左右のブレ以外に縦の距離感も必要になってしまいます。なので縦の距離に余裕がある左バンカーの右側をフェアウェイウッドなどで狙っていくことになるでしょう。
2打目はこちらもフェアウェイから打てれば短いクラブでピンを狙えます。ただ前のホールより傾斜があるところからのショットになるかもしれません。
決して易しくはありませんが、こちらのホールもフェアウェイから狙えるのであればバーディーが欲しいホールになりますね!


日清都カントリークラブ

No.15 535ヤード PAR5

どの選手も2オンを狙える左ドッグレッグのPAR5。
まずティーショットはフェアウェイ右サイド狙い。フェアウェイにあれは左サイドからでも2オンを狙えなくはありません。ただグリーンも見えない状況で、かなりフックをかけないといけないでしょう。

左右のラフに入ってしまった場合は刻むことになりそうです。その場合は右ラフへ抜けてしまうことには注意したいところ。左サイドが見えなかったり、フェアウェイ全体が右から左に傾斜していることを選手たちは分かっているため、そのようなことが多く起こります。
前の2ホールでバーディーを奪えているのであれば、その流れに乗ってこちらのホールもバーディー、あわよくばイーグルで乗っていきたいホールです。

今週のラフは短い場所も多く見受けられるので、ラフに入ってしまってもグリーンを狙えます。ただフェアウェイから少し入ったところに

このようなティフトン芝の所が多くあります。
ゴルフには“運”が必要とはいつも言っていますが、今週は実力と共に、運、不運というところが結果を大きく分けるかもしれませんね!

ecc

ABOUT ME
関根 淳
1975年5月24日生まれ。通算3勝。 空気のような、終わってみれば『そう言えばいたなぁ〜』と言われるぐらいの存在でありたい! 2010年からは丸山茂樹プロ専属キャディーを務め、2012年からは山下和宏プロ専属キャディーとしてツアーに参戦。 その後フリーで多くの選手のキャディーを務める。2024年は阿久津未来也プロ、宮里美香プロ、佐藤心結プロを中心に男女両ツアーに参戦。今年も若手からベテランまで色々な選手をフリーでキャディーを務める予定。