ツアー

ヨーロピアンツアーで結果を出すと言う事

皆さま、こんにちは😃
京都府宇治市にある日清都CC支配人兼プロキャディの小岸(オギシ)です。
先週は久しぶりに男子ツアーに行って参りました。
名古屋、三好CCのバンテリン東海クラシックで谷原秀人プロのバッグを担がせて頂きました。(以下、谷)
谷とは、彼がツアーデビューしてからなので20年以上の付き合いになります。一緒に海外ツアーも、メシも食べる間柄ですが、バッグを担がせて頂くのは初めてでした。
谷は今年45歳です、しかし今季2勝、ヨーロピアンツアーで長くシード獲得し、45歳の今も世界中を転戦する、ツアープロの極地です。
私中の谷は、グリーン周りが何処からでも寄るイメージです。だから、キャディとしてはダメなんですが(笑)、試合中の緊迫感ある中で、グリーン外し難しいアングル、寄るの?場所からのアプローチを見たい!と言う少し変態的欲求を持ってのキャディでした。

初日2日目と宮里優作プロとのラウンドでした。(以下,優作)
谷,優作も過酷な環境でのヨーロピアンツアーを共に戦い、シード権維持し結果を出して来られた2選手です。
そんな2人にラウンド中,ヨーロピアンツアー、フレンチオープン🇫🇷で優勝した久常涼プロ話を聞きました。
2人とも、層の厚いヨーロピアンツアーメンバーなかでの優勝の凄さと
「俺たちも試合戦ったけど、ベルサイユ宮殿近くの、ル・ゴルフナショナルが、フェアウェイがメチャクチャにタイトでブッシュに囲まれ、いや〜60台出る雰囲気ないのよ(笑)、そこを最終日にビッグスコアだして、あのコースで勝てたんだ!と言う思いが強いすね」
と・・・

谷のバッグを担がせて頂き、話して実際にそうだったのが,基本全部(無理矢理不可能状態からでなく)ピンを狙います。
ピンまで230㍎、4Iで球が止まらないと思ったら、右からの風にスライス目に当ててキャリー勝負に持って行きます,左からの風でも同じ。
基本ピンを狙います。
「おぎちゃんさ〜、ヨーロッパや海外選手は俺より20〜30㍎はティーショットが前に行くのね、彼らが7、8、9で打てる所を俺は4、5、否、5Wでもピンを狙って行かないと勝負にならない場合が多いのよ、バーディパットを打たないと勝負にならない、しかもスコア伸ばさないとダメなの。センター狙い2パットでは置き去りだよ(笑)だからグリーン外しニアサイド、難しいアングルからのアプローチも生まれてくるけど、そうなりゃそこからパーセーブしたらいいじゃん、しないと行けないのよ、、」

あと、アプローチはどんなライ,ラフ、アングルからでも寄りました(笑)
インパクト時に急に加速したり無いんですよね、谷のアプローチを真横で見ていて・・・
ユックリなリズムで、ラフからは球の重さで止めて、手でユックリ空中に上げて、ポトって落とす感じ
グリーン周りからの花道や刈り込み場所からも、極力要らないスピン量を入れない。ボールを手でポンと投げてカップに寄っていく感じ、谷の人間性と一緒で、飾らない素直、裏表無い→手とウェッジのフェース面が同一化してるぐらいの感じでした。
クラブでアプローチしているより手で投げている感じでしたね


倉敷プリン

谷が45歳でしょ、私は今年50歳
ラウンド中も色々な話をさせて頂きましたよ、色々と(笑)
あっ、ラウンドとは関係ありませんが、私の小さな夢がありました。
それは、肉体的に汗かき、頭中も汗かいた後の練習場で?

ちゃんとスタート前から準備していました😆

特上カップヌードルを食べること✨
疲れた肉体にスープの旨味が染み入る染み入る!
麺を一心不乱にすすり、汗かいた身体がスープを欲して、グビッと、そしてプハーッ😋
小さな夢が叶いました✨
人生そんなもんでしょ?
谷も言ってました
「今でもスィング改造とかしてるけど、自己満足なんすよ自己満!笑」
谷,人生なんて全てが自己満足やね
自分がどうしたいか?自分がどういう人生歩みたいか?
そこからでしょ
人から見たら小さな夢かも知れないけど、人生そんなもん
自分の価値観、人生だから・・・
充実したバンテリン東海クラシックを過ごさせて頂きました。


ニチコン


丸安産業


ジャパンクリエイト
ABOUT ME
小岸 秀行
1973年11月8日生まれ。立命館大学経営学部中退。 1995年福澤義光プロのキャディーをきっかけに、ツアーキャディの道へ。過去に岡本綾子プロ、細川和彦プロなど、2008年から5年間矢野東プロと専属契約。2013年からは川村昌弘プロと専属契約し「パナソニックオープン」優勝。 2019年度は女子ツアーメインで参戦する。 2021年11月9日付で京都府宇治市の日清都CC支配人就任。日本初の支配人兼プロキャディ 通算6勝