プライベート

近江古城散策〜其の壱〜

古来より近江おうみ(滋賀県)を制するもの天下を制す
と言われてきた近江国おうみこ(滋賀県)
京の都に近く、近畿一円、北陸道、東海道よりも道が交わり交通の要所
琵琶湖と流れいる川からの豊かな水資源為に豊かな穀倉地帯が広がり、琵琶湖上を走る船は大量の物資を運ぶ滑走路であり高速道路
中世から近世にかけて、全国佐々木さん発祥の佐々木氏から六角氏、朽木氏、浅井氏といった武家が興隆しました。
しかし何と言っても近江国を一躍日本の中心地と位置付けたのは

 

20分の1復元ですが、この城を滋賀県安土の地に築かせた織田信長ですね
尾張清洲から岐阜の金華山に、そして安土に本拠地移した織田信長
安土の地に築いた安土城は信長が本能寺で明智光秀の謀反うけ自刃し、混沌としたなか天主や本丸が焼け落ち、安土城、天主閣は永遠の幻となりました。

しかし、現在滋賀県近江八幡市にある安土城址には、信長が築かせた安土城の石垣や部下であった武将の邸宅跡
信長が移築,建立した摠見寺(そうけんじ)の貴重な三重塔、仁王門が安土城焼け落ちた時の混乱を免れ今に残っているんです
歴史、城マニアとしたら、苔むした石垣と建物礎石、縄張りに思いを馳せ巡らし、在りし日の豪華絢爛、宣教師がヨーロッパのどの城よりも煌びやかで華やかと賞した安土城を想像し、信長はじめたくさんの武将や外国人宣教師、信長の小姓勤めていた黒人の弥助なども、今に残ると石垣を見て歩いていたんです。
歴史マニア、城マニアはロマンチストなんです✨

安土城跡は頂上に天主閣,本丸あり其れまで至る道、大きく整備されたメインロードの大手道があります。
そこには?

信長麾下の武将であった羽柴秀吉、後の豊臣秀吉邸宅跡があり、秀吉宅真向かいには?

 

前田利家邸宅跡があります。
秀吉が臨終、死の間際まで一番頼りにしたのは前田利家です。
秀吉と利家の熱い親交は、信長存命中の此の向かい同士に住んでいた時からのものなんですね、、
秀行、利家邸宅跡を過ぎ安土山頂上部に築かれた天主、本丸跡を目指して歩きます。
大手道歩いていると沢山の石畳礎石と化した此方のモノが現在(いま)に

 

信仰の対象としてあった石仏を人が歩く足,草鞋(わらじ)下に使う信長の大胆不敵さ、思想が顕著に表れていますよね
大手道を登っていきます🚶‍♂️

 

439年前、本能寺の変直後に焼失した安土城天主閣、本丸、そして巨大な複合構造物として、まるで空に浮かんでいるかのようだったんでしょうね
其れ等、複合構造物入り口の黒金門
黒金門石垣

 

石垣上には白壁、建造物があり、廊下か地下道を通って本丸や天主閣に通じた様な感じだったんでしょうね、、、
秀吉,家康,光秀,外国人宣教師、公家,etc全て此の石垣達は見ているんですね、生で
もし叶うなら此の石垣達の見た映像を映写機に投影して見てみたいですよね、そう歴史マニア、城マニアはロマンチストであり妄想族


osakasyoun

 

 

黒金門より本丸跡を抜けて天主閣跡へ
天主台

此処に南北28㍍、地上6階地下1階高さ33㍍の豪華絢爛煌びやかな天主閣がありました。
しかし、本能寺の変直後に焼失
夢幻の如く也
当時、安土城は東西北を琵琶湖の水で覆われ守られていて、大手道からの南方面しか陸上に通ずる場所はありませんでした。
天主閣跡を後にして西に向かい下ると、何と信長か自分の菩提寺として建立した摠見寺(そうけんじ)が当時のまま、焼失免れ三重塔,仁王門残ります

 

消失から免れ今に残る奇跡✨
信長が建立した摠見寺
三重塔は、1454年に甲賀の長寿寺にて建立されましたが信長が移築したものです。
500年超えた三重塔、かなり傷み目立ってきており、後世に繋ぎ残す為にも国,県の補修保護を早急に!です🙇‍♂️
そして三重塔左手に見て下ると?

 

仁王門(楼門)があります。
この門も安土寺焼失、戦火から奇跡的に免れ現在(いま)に・・・
棟木には元亀2年 1571年とあり、甲賀の寺から移築されたもので、仁王像は1467年に
此の門も欠落激しく、補修されていなく、物質消えゆく摂理と儚さ、刹那な時を生きる此の世の宿命を感じさせて頂く面ではマニアとして嬉しいのですが、やはり後世の人間に繋げていくのも私たちの責務、日本の国力まだある内に何とか早めの補修作業をお願いしたいですね

城址に
夏膝少年
夏霞
中村草田男
来週も近江古城を散策します。

 


ニチコン


丸安産業


ジャパンクリエイト


ecc

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時空少年タケシ
こんにちは、時空少年タケシです✌️ ゴルフトーナメント関係の仕事をしています。 幼少時より、根っからの歴史好きで、各地各地に行くたびに、神社仏閣、城は勿論、合戦場、遺跡などにも足を運びます。 マニアックでなければ、意味がない! これをモットーに100パーセント自己満足の記事をお届けさせて頂きたいと思います。