プライベート

生きるとはアジの南蛮漬け

みなさん、元気にしとりますか?

佐野木は愛媛松山の自宅に居とりますが、コロナ禍の為に禅僧のような生活を送っとりますよ

朝夕は散歩してな、晩飯はこの歳にして料理、まー酒のつまみ程度やが、、も始めた(笑)

アジの南蛮漬けなぞ絶品ですよ、基本的に人間出来とるし繊細やからなサニーは、それが料理にも反映しとる

しかし便利な世の中になったよな?

スマホで

アジの南蛮漬け作り方、いうのを検索しよったらスグにバババ〜とレシピが出て来よる、これじゃ土井勝先生もビックリよ(笑)

えっ?土井勝先生知らんとな?今は息子さんの土井善晴さんの方がテレビよう出とるからな、あの方の父君ですよ

我々時代で料理をしてみよかな?で想像するのは土井勝先生ですよ

サニーと同じ四国出身でな、香川の高松ですね、海軍経理学校出の私のオヤジ世代の優しい顔つきの奥にある厳しさ感じる方でしたね

逢うたことないけどな

話飛んだな、久しぶりやからな、飛び過ぎてキャリー310ydか?(笑)

慣れん料理に悪戦苦闘するも、順序と手間暇かけ丁寧に愛情込めたら其れなりの味になるもんですよ、、この話は置いておくぞ

全世界、全国なこの忌まわしい憎っきコロナ禍為に苦しんでおられる方々のご苦労、心中いかばかりか、、思う度に胸痛む

お子さん育てておられ日々の生活に苦しんでおられる親御さん、社員に給与払わなあかんけど、経済停滞し頭抱えておられる経営者の方々、本当に大変や思います。

しかし70年人生歩んできて偉そうやが一つだけ言わして貰うことあるとすれば

生きて生きて生き抜く

生きていれば絶対に良い事あるのよ

金もうけして、ええ車に乗って、大豪邸に住むのが良い事ちゃいますよ

仕事終わり、晩飯どきの一本の缶ビール、子供達の純真無垢な寝顔、給料安いかもしれんが仕事で汗水流せる有り難さ、歩く事が出来ること、雨に濡れる木々を見られること、鳥のサエズリを聞けることに他ならん

サニー生まれ育ったんは四国は徳島の南部、戦争終わり日本全国が貧しい時代やった、ようやく戦争終わった〜、安心しとったら終戦後大地震に襲われ大津波来よった

実家近くの婆さんなどは、畳のうちに座りしがみつき、なんまんだぶなんまんだぶ唱えとるのを助けられ一命取り止めよった

よう、その話を聞いたんよ

生き抜け生き抜け、そうしたら良い事も絶対ある

とな

そう、そしてこの様な大変な時代を迎えることになったが、絶対に次に繋がる道もあり

ますからね、腐らずにな

先日NHKスペシャル見よったんよ、1998年夏の甲子園決勝

松坂大輔擁する横浜高校とPL学園の延長17回の大熱戦特集を

この番組に、コレからの時代生き抜く芯、核を見た様に思いましたよ

試合は怪物 松坂大輔擁する横浜高校が下馬評から圧倒的に優位、しかし連戦連投でその前の試合も140球を一人で投げ切っとる、疲れも相当やったろう

この試合は、8月の盆時期で徳島の田舎に帰って見よったからよう覚えとるがな8月20日な、翌週のKBCオーガスタで

ジャン兄ィ〜と優勝もしとるから記憶にあるんよ


asmo

そう、この番組で関心したのは

勝つには?

を必死に考え、目をギラつかせ、耳をアンテナ張り、脳みそに汗かく大事さな

先日亡くなられた野村克也さんが生前仰っていたな

人生論を確立させてこそ、本当に良い仕事が出来る。

その人生論を確立するために大切なのは「目」、「頭」、「感性」の三つである。

とな

PL学園の主将務めとったんは平石洋介選手

三塁コーチャーで入ってた平石君は怪物 松坂大輔の一挙手一投足を見てクセを盗もうとする。

すると受けるキャッチャーみた、ストレート投げる時はコースギリギリに腰落とし構えるが、カーブ変化球時はゾーン大きくユックリ構えることに気付くんよ

で、三塁コーチャーズボックスから平石君はバッターに、ストレート時は、行け行け!変化球時は狙え!狙え!

の声かけで狙い球絞ることに成功し先制点取るのに成功する。

そしてこれからよ、横浜高校ベンチに入ってた控え選手がその平石君とPL学園ナインに球種見抜かれているのに気づき監督に進言し、ここから横浜高校の反撃始まるんやがな

、、、

野球の醍醐味や言うたらそれまでやがな、実際に気付き言葉に発して動くことな、気付いてました、、だけやったらアカンのよ、動かな

平石君は卒業後、同志社に進学してプロ入り。記憶に新しいが楽天監督もつとめ、今はソフトバンク野手総合コーチされとります、まだ40歳よ

選手としたら大成せんかったらもしれんが、記させてもうてたこと読んでもうたらお分かりになると思います。

ゴルフでも球打つ、セーフティにセンターだけ狙う、逆に何でもピン狙う

仕事でも言われたことだけやる、自分から動かない

それでは勝てんし生き抜いていけませんよ

じゃー、どうするか?だよ

それでもいいんです。

やり方分かりません。

いうのも個人の自由やがな、絶対にどんな状況でもチャンスあるし、勝たなあかんしな、勝負師やったらな

勝負師いうんはスポーツ選手だけが勝負師やありません

子を養うにも戦わなあかんし、ビジネスマンもですよ全てに於いてですよ

父よ貴方は強かった

母よ貴女はもっと強かった!

ですよ

泥水すすり草を噛みですね(笑)

孤独になるやろ、孤独になる時あるやろ、、

昔、ジャン兄ィ〜、健夫、直道のオヤジさんな、先の大戦では空軍、当時は海軍か?

零戦、隼などに乗った軍人でな強烈なオヤジやったよ

センダンの木ある近くの校庭の1番大きい鉄棒を真夜中に大車輪でグルグル回り頂上逆さまでピタっ、止まる強烈な運動神経と、キェーッ!気合い入れる声を出しとったよ(笑)

あんオヤジさんがよう言っとったらしいのが

孤独に耐えれる人間に成れ。

とな

生きるって楽しいこと、嬉しいことばかりちゃうよな、苦しい、なんで私ばかりに神様はこんな不幸与えるのか?

思う時もあるやろ、でも生きて生きて生き抜くよ

じゃー、絶対に眩ゆいぐらいの温かな幸せを感じれる時が来ますから

で、今何をセナあかんかを必死に考え、笑顔忘れずに歩んでいこうよ

済美高校校歌やないが

やればできる、は魔法の合言葉

ですよ、同い年で親しくさせてもうた済美高校野球部上甲監督な

厳しいが優しく、笑顔絶えない素晴らしい人間やった

やればできる!

だよ、本当に、、、

話長うなったし、逸れまくったけどな、荒波のような70年生きてきて人生模様見てきたからこそ感じるものもある。

大丈夫

呉々も自分の身体を大事にして生き抜くんよ

そしてアジの南蛮漬け

料理出来上がった時よりも、常温か冷蔵庫で寝かした方が美味なる

アジからのダシ、タマネギ、人参、ピーマン、野菜からの旨味、ピリッと効いた赤唐辛子の辛味、酢の酸味と砂糖の甘味が時間経てば経つほど絡み合い美味なりよる

生きるってな、アジの南蛮漬けですよ

あっ、呉々も豆アジでも内臓は取り除き下処理大事ぞな

で、揚げる時は180°ぐらいでメリハリつけてカラッと揚げることな・・・


asmo
ABOUT ME
佐野木 一志
1948.2.12生まれ。徳島県出身、愛媛県松山市在住。 1964年、選抜高校野球大会では徳島海南高校一塁手として全国大会優勝を果たす、 このエースでマウンドにいたのが尾崎将司・・・・ 早稲田大学野球部時代は都の西北に美男子佐野木有り。 と言われたとか言われなかったとか ジャンボ尾崎専属キャディーとして 通算32勝、賞金王・海外メジャーでも常に現場にいた。 ゴルフを愛する気持ち、熱い思いと現場に拘ってきた、 それこそが佐野木ズム。