ツアー

プロキャディの石塚くん

 

先週に引き続き、最終ホールでバーディを取る事が予選通過の絶対条件だという状況に追い込まれました。

大きなプレッシャーの中、ノブさんは会心のショット2発で2mのバーディチャンスを作り、そのパットをど真ん中から完璧に沈めて見事に予選通過を果たしました(#^^#)

先週の菖ちゃんも、あれで決まったと思ったのにな・・・(TT)

最高に嬉しい予選通過だけど、この順位で終わるわけにはいかない(><)

最低でもでもトップ20には入らないと。

明日からの雨は、順位を一気に上げたいノブさんにとっては“恵みの雨”ですよ。

残り2日で上の選手をまとめて抜き去りますからね!!!ψ(`∇´)ψ

試合の日のスタート前にねコースを歩いてると、普段はほとんど誰にも会わないんだけれど、男子ツアーに来るとたった1人だけコースで出会うキャディさんがいるんです。

『谷口 徹』選手のキャディ、「石塚くん」。

彼はね、4日間、ほぼ毎日試合前に18ホール歩いてる。

だから1日36ホール歩いてるんですよ。

別にだからどうってわけでもないし、そんな事を否定する人だっている。

でも僕は彼のやってる事を同じキャディとして誇りに思うな。

石ちゃんは、特別何かを得ようとしているわけじゃなく、ただ谷口さんに気持ち良くプレーしてもらうためだけに歩いているんです。

もちろん、その目で見た情報がそのまま生きてくる事だってあるだろうけど、それよりも歩く事によって試合の日の空気や音を前もって感じる事ができるから、パッと試合に入っても落ち着いて仕事ができるんじゃないかなー。

誰が、何が、正しいのかなんて分かんないけど、彼のようなキャディさんが増えてきたら、いつかは「キャディ」という仕事が万人に認められる日が来る様な気がします(#^^#)

 

 

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ABOUT ME
梅原 敦
1974年4月5日生まれ。京都府出身。 1998年の「つるやオープン」より藤田寛之プロとコンビを組み、15年間右腕として専属キャディーを務める。 藤田寛之プロとのコンビでは14勝をあげ、賞金王、海外メジャーなどでも常に横にいた。 2014年からフリーとなり、2015年サントリーレディスオープンでは成田美寿々プロとのコンビで優勝。 2016年では日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップにて、塚田 陽亮プロとコンビを組み優勝をあげた。 2017年日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯では李知姫プロキャディとして通算22勝目をあげる。 ブログ:http://atsushi-umehara.com/