今週の男子ツアーは「三井住友VISA太平洋マスターズ」。
太平洋クラブ御殿場コースをいつものように見ていきましょう。
No.11 505(485)ヤード PAR4
普段はPAR5ですが、大会時はPAR4に設定される長いPAR4。
もちろん、難易度は上位に入ります。
まずはティーショットですが、風がアゲンストでなければ、狙いは「右バンカーの左サイド」。
注意したいのは左バンカーと右のOB。
特に左バンカーに入ってしまったときは距離が残るのでアゴが気になり、近くに止まるとレイアップしかできません。
セカンドショットはフェアウェイ中央100ヤード付近にある“高い木”と、右サイドの林から張り出してくる木が邪魔になります。
ピン位置に関わらず、グリーンに乗せることが大事になります。
元々はPAR5ですから、ボギーまでなら想定内と割り切ってプレーしたいホールですね。
No.16 462ヤード PAR4
右ドッグレッグで、太平洋御殿場のホールはそれぞれ特徴がありますが、このホールも御殿場らしい戦略性の高いホール。
ティーショットの狙いは正面のフェアウェイバンカー。飛距離が出ない選手は、左のバンカー方向へ少しラインを取るかもしれません。というのも、右ラフにある大きな木がセカンドで邪魔になるためです。
セカンドショットで大事なのが“風の読み”。
ティーショットがアゲンストでも、そのままアゲンストとは限らず、風が無くなったり、フォローに変わっていることもあります。
このホールは以前難しいホールだったのですが、近年は飛距離アップした選手が増え、短いクラブで狙えるためバーディー率が上昇。
とはいえ、簡単なホールではないことに変わりはありません。
次のPAR3が難しいホールなの“ボギーにはしたくない”ホール。流れを掴んで残り2ホールに臨みたいところです。
昨年は見られなかった“雪化粧の富士山”が今年は姿を見せ、まさに太平洋マスターズらしい景観に❗️
紅葉、富士山、そして御殿場コース独特の空気感。
選手のプレーと合わせて、ぜひ景観も楽しんでもらいたい1週間です。







