先週の男子ツアーは「Panasonicオープンチャンピオンシップ」。
泉ヶ丘カントリークラブはラフが長めのセッティングでしたが、フェアウェイは狭いホールもあったなか、比較的広めでした。選手たちはどう対応したのでしょうか⁉︎
いつものように大会を振り返ってみます。
初日
風は弱く、プレーしやすいコンディション。
ただしピン位置は初日から厳しく、簡単にはスコアを出させない設定でした。
それでもアンダーパーは86人。ラフが長くても、風が弱ければ難しくなかったのかもしれません。
2日目
この日も朝から風は弱めで、多くの選手がスコアを伸ばしました。
昼頃にやや風が強まったものの、プレーに大きな影響はなかったでしょう。夕方には風が弱まり、好条件の一日となりました。
トップは12アンダーに3人が並び、カットラインは4アンダー。
個人的な予想より良いカットラインとなり、最近のツアー全体のレベルアップを感じました。
3日目
前日までとは少し風向きが変わったものの、この日も絶好のコンディション。
ムービングデーらしく順位が大きく動きました。
この日6アンダーを叩き出し、3打差の首位に立ったのは勝俣陵プロ。
初優勝に向け、最高の位置で最終日を迎えることになりました。
最終日
最終日も風は穏やか。
前日同様にビッグスコアをマークして上位に食い込む選手も続出しました。
そんな中で勝俣プロはスコアを2つ伸ばし、逃げ切り優勝🏆
見事にツアー初優勝を飾りました。14番ホールのイーグルで余裕が出てしまったのか、続く2ホールで3パットの連続ボギー。とはいえ、その後のホールをパーで凌ぎ、1打差でしっかり逃げ切りました❗️
大会を終えて
大阪は朝晩こそ涼しくなってきましたが、日中はまだ汗ばむ陽気。
泉ヶ丘はアップダウンの厳しいコースということもあり、選手たちは体力的にもタフな4日間だったことでしょう。
次戦の東海クラシックからは出場人数もさらに絞られ、賞金王争いやシード権争いが本格的に佳境を迎えます。
残り少ない後半戦に向けて、一打の重みが更に増してくるでしょう。
