ツアー

ANAオープン

今週の男子ツアーは北海道・札幌ゴルフ倶楽部を舞台に行われる「ANAオープン」。
伝統ある大会ですが、今年のセッティングやコースコンディションはどうなのか?今週も気になるホールを見ていきます。

No.5  507ヤード  PAR5

右ドッグレッグの距離が短いPAR5。
誰もが2オンを狙えるホールで、バーディー必須、イーグルも視野に入るホールです。

ティーショットは右の林ギリギリ狙い。今年は左ラフが短いため、抜けてもグリーンを狙える場面が出てきそうです。中には3Wでティーショットする選手もいるかもしれません。
さらに2ndショットではグリーン左手前の木が小さくなったことで、左方向へのミスもある程度救われるセッティングに。

このホールでパーだと「ボギーのように感じてしまう」ホール。スコアメイクの起点となり、流れを作りたいホールです。


日清都カントリークラブ

No.15  434ヤード  PAR4

軽い右ドッグレッグのPAR4。一般営業時よりフェアウェイ右側が狭められており、ティーショットでは左前方の大きな木がプレッシャーとなります。

特に風が左から吹くときは難易度がかなり上がります。ティーショットの成否でホール全体のリズムが左右されるでしょう。
ただし今年はラフが短めで、右ラフからでもグリーンを狙える場面が増えそうです。

終盤に差し掛かる重要ホール。スコアを伸ばすというより「耐えるホール」として、ミスを最小限に抑えたいところです。

大会初日のグリーンは、前日の早朝の雨の影響で柔らかめ。ビッグスコアが出そうな条件でした。

一方で、フェアウェイを捉えたショットには泥が付くケースが多発。プリファードライが適用されなかったため、むしろ正確なショットを打ったボールが扱いづらいというジレンマもあったはずです。

2日目はプリファードライが適用される見込みで、スコアは確実に伸びるはず。
問題はカットラインがどのあたりになるのか⁉︎例年よりも伸びる可能性もあり、予選通過にはハイレベルな戦いになりそうです。

 

ecc

ABOUT ME
関根 淳
1975年5月24日生まれ。通算3勝。 空気のような、終わってみれば『そう言えばいたなぁ〜』と言われるぐらいの存在でありたい! 2010〜11年は丸山茂樹プロ専属キャディーを務め、2012年からは山下和宏プロ専属キャディーとしてツアーに参戦。 その後フリーで多くの選手のキャディーを務める。2025年は阿久津未来也プロ、山城奈々プロなどを中心に男女両ツアーに参戦。今年も若手からベテランまで色々な選手をフリーでキャディーを務める予定。