ツアー

Sansan KBCオーガスタ

今週の男子ツアーは、福岡・芥屋ゴルフ倶楽部を舞台に行われる「Sansan KBCオーガスタ」。
九州の夏を彩る名物大会で、コース攻略だけでなく独特の大会ムードも魅力のひとつです。ここでは注目のホールと今大会の見どころをいつものように見ていきましょう。

No.1  445(420)ヤード  PAR4

スタートホールは打ち下ろしのPAR4。
ティーショットで最も注意したいのは左サイドのOB。大丈夫かなと思うぐらいの少し左に外しただけで超えてしまう可能性があります。

狙い目はやや右サイド。フォローの風が吹くことが多いため、フェアウェイウッドなどで刻む選択肢をとる選手も多くなりそうです。

グリーンは今週特有の高麗芝。芝目の影響を普段より見ていかないといけないため、ラインの読みやタッチにいつもと違う繊細さが求められます。左奥からの傾斜もあるため、距離が余っていたりと少しでも悩んだら右サイドから丁寧に攻めたいホールです。

No.18  592ヤード  PAR5


日清都カントリークラブ

最終18番は、私が前回来た4年前と比べて大きく様変わりしていました。
ティーイングエリアが約40ヤード後方に下げられ、さらに右サイドに新しいバンカーが追加されたことで、以前より難易度が上がりました。

かつてはバーディー、さらにはイーグルも考えていたホールでしたが、今ではフェアウェイを捉えない限り2オンは困難。左ラフの木々や右のバンカーを避けられれば2オン可能ですが、バンカーに入ってしまったら刻むことに。それでも運が悪くなければグリーンエッジまで100ヤード付近まで運べるため、3打目勝負でバーディーを狙うことも可能です。

難易度が増したとはいえ、ここでのバーディーは優勝を狙うなら必須。
優勝争いのドラマを演出する舞台として、今年も注目すべきホールでしょう。

高麗芝と大会の雰囲気

今大会を語る上で欠かせないのが高麗芝グリーン。
独特の芝目に苦手意識を持つ選手も多く、迷った瞬間にミスパットとなるシーンもしばしば。むしろ「どうせ苦手なら決め打ちで打ち切る」という気持ちで挑む方が結果につながるかもしれません。

さらに、この大会はクラブハウス付近で音楽が鳴り響く特別な雰囲気も特徴です。
「ゴルフは静かに」という従来のイメージとは一線を画し、選手紹介の際にはそれぞれが選んだ曲が流れる演出も❗️会場にいるだけでフェスのような高揚感を味わえる大会です。

 

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ABOUT ME
関根 淳
1975年5月24日生まれ。通算3勝。 空気のような、終わってみれば『そう言えばいたなぁ〜』と言われるぐらいの存在でありたい! 2010〜11年は丸山茂樹プロ専属キャディーを務め、2012年からは山下和宏プロ専属キャディーとしてツアーに参戦。 その後フリーで多くの選手のキャディーを務める。2025年は阿久津未来也プロ、山城奈々プロなどを中心に男女両ツアーに参戦。今年も若手からベテランまで色々な選手をフリーでキャディーを務める予定。