ツアー

大東建託・いい部屋ネットレディス

バーディー合戦、さらに過酷な暑さとの戦い!

今週の女子ツアーは大東建託・いい部屋ネットレディス。今年も福岡にあるザ・クィーンズヒルゴルフクラブを舞台に開催されます。

大会は「スコアを出させたい」という意図が色濃く反映されたセッティングで、連日バーディー合戦が繰り広げられるでしょう。
その中で気になるホールをいくつかご紹介します。

No.5  256ヤード  PAR4

一打で狙える“魅せるホール”!

今年は前方のティーイングエリアのみを使用。
全選手が1オンを狙える、完全に「狙え!」というメッセージのホールです。

ホールインワン賞…と思いきや、800万円のアルバトロス賞が掛かっているのがこのホール。

フロントエッジまでは約230ヤード。
ほとんどの選手が1Wで届く距離。飛距離の出る選手なら3Wも視野に入るでしょう。

マネジメントよりショットの精度勝負。
ここをパーで終えると“ボギーのよう”に感じてしまうほど、バーディーは必須。
1オン成功からのイーグルやバーディーで一気に波に乗るチャンスホールです。

No.10  500ヤード  PAR5

バーディー必須 打ち下ろしのPAR5!

緩やかな打ち下ろしで、しかもフェアウェイが広く、ティーショットは安心してというより思い切りよく振っていけるホール。


日清都カントリークラブ

2オンが狙える距離であり、ティーショットさえ上手く運べば、イーグルチャンスにもつながる攻めのホールです。

ティーショットでミスしたりした場合に刻んだとしても、150〜180ヤード打てばエッジまで残り70〜100ヤードほどまでは運べますからそこまで難しくありません。
ここもバーディー必須。
スコアを伸ばすチャンスをしっかり活かしたいですね❗️

出遅れ厳禁!記録狙いのコース設定

今週も先週に引き続き、グリーンは柔らかく、スピードは遅め。
大会側の意図としても、「記録が出るセッティング」にしたい雰囲気が強く感じられます。

つまり、初日から出遅れは致命傷。
アンダーパーでの予選通過が当然のような戦いになりそうです。

体力勝負の1週間、前半戦の締めくくりへ

ただ、今週は暑さがさらに厳しい。
まさに体力と集中力の総合勝負の1週間になりそうです。

翌週はオープンウィーク。
前半戦のラストスパート、力を振り絞って好結果で締めくくりたいところですね❗️

 

ecc

ABOUT ME
関根 淳
1975年5月24日生まれ。通算3勝。 空気のような、終わってみれば『そう言えばいたなぁ〜』と言われるぐらいの存在でありたい! 2010〜11年は丸山茂樹プロ専属キャディーを務め、2012年からは山下和宏プロ専属キャディーとしてツアーに参戦。 その後フリーで多くの選手のキャディーを務める。2025年は阿久津未来也プロ、山城奈々プロなどを中心に男女両ツアーに参戦。今年も若手からベテランまで色々な選手をフリーでキャディーを務める予定。