皆さま、ごきげんよう
日清都CC支配人兼プロキャディの小岸(オギシ)です😀
よく聞かれます
「何処のコースが好きですか?」
小樽CC旧コース
日光CC
東京GC
川奈GC
箱根CC
鳴尾GC
廣野GC
岡山霞橋GC
広島CC八本松コース
下関GC
門司GC
好きです、大好きです
そして、小野GC
先日,小野GCにお邪魔させて頂きました⛳️
OUTは鴨池に面したり、緩やかな丘陵地


INは若干、荒々しい地形

No.11 par5の 左サイド
以前は竹藪が鬱蒼と茂っていましたが、見事に抜け感が出ました

No.13のpar4
通称 武蔵野
グリーン奥は、杉の木が鬱蒼と、これまた茂っていましたが、10本ほどに
空間が生きていますよね✨

No.16のグリーン奥,右サイドも伐採していました。
松の木がイキイキしている、ホールとしてのクォリティが際立ちますね


No.17のpar 3
左サイド、手前もサッパリしました
以前は折角のグリーン面,手前のバンカーが良い配置なのに、埋没していた感がありました。
凄く良くなりました✨
設計者のJ・Eクレーンさんは、この様な言葉を残しています。
「1番ホールに向かう途中でも草花など植えるのは、許さない。」
私は、この言葉に強いシンパシーを覚えます。
ゴルフ場は庭では、ありません。
素にして野(や)で、荒ぶる景色中に、美しく手入れされたグリーンやフェアウェイがあるから「美」が生まれると強く考えます。
日本古来の華道、茶道,盆栽,作庭も同じだと思います。
戦前までのゴルフ場や、今でも上記中のゴルフ場には、その精神が強く生きており、それは、ソレを理解される方々が沢山集っている事の証明に他なりません。
戦後のゴルフ場のマス化された精神とは、対極にあります。


昼ごはんを終え、コース内を少し散歩させて頂きました。
改造、改修はホールデザインを変える事を意味する事が日本では通念ですよね?
しかし、今回の小野GCの大がかりな伐採作業(同時に、松の植樹も必要な箇所にしている)は、目と脳、肌,胸にグサっと刀を刺されたかの如くの刺激を受けました。
日本人は木を植えたがりますが、伐採には躊躇する
そもそも、何を何処に植えるべきか?何故か?を大事にしない
全体の統一感
ティーグラウンドなどを、すぐ生垣などで囲いたがる
小野GC理事長はじめ、今回の伐採計画担当委員長、メンバー皆さまの大英断に敬意を表させて頂くと共に、当夜、寝付けない程、興奮させて頂いた事を報告させて頂きます。
小野GC

