今回は陸上競技選手の泉谷駿介選手について紹介させて頂きます。
泉谷選手は現在住友電工に所属している日本のトップスプリンターです。110mハードルを専門種目としており、三度の世界選手権と二度のオリンピックに出場しています。また、陸上の世界最高峰のリーグ戦であるダイヤモンドリーグでは優勝した経験もあり、今日本で最も注目されている陸上選手の一人です。
泉谷選手は中学から陸上競技を始め、当時は四種競技に取り組むも県大会には届かないレベルでした。しかし高校に進学すると身体も大きくなり筋肉をついてきたことから高校三年では八種競技で高校歴代6位の記録で念願の全国優勝を果たし、専門種目ではない三段跳でも3位という素晴らしい結果を残しました。国民体育大会では三段跳と110mハードルに出場し、110mハードルでは3位入賞を果たすことができました。
高校を卒業して順天堂大学に進学すると1年の頃からU20世界選手権に110mハードルで出場し見事3位入賞を果たすことができました。2年の頃には怪我に見舞われ思うような結果を残すことができず3年の頃にはコロナウイルスの影響で思うようなシーズンを過ごすことができませんでした。しかし、4年になると室内陸上60mハードルで7秒50という日本新記録で優勝を果たし、日本選手権では110mハードルで13秒06の日本新記録で優勝し東京オリンピック代表の座を獲得しました。オリンピックでは準決勝に進出したものの決勝進出は叶いませんでした。
大学を卒業し住友電工に入社すると2年目では日本選手権で13秒04の日本選手権で3連覇を果たし、ダイヤモンドリーグでは初出場ながら優勝し、日本人史上初の歴史的快挙を成し遂げました。また、世界選手権では5位入賞を果たしました。
ほとんどの選手は1つの種目に専念するところ、泉谷選手はハードルのほかにも走幅跳や100mでも日本トップレベルの成績を残し多くの種目で活躍しています。世界中でもこれほど幅広い種目で活躍している選手は泉谷選手のほかにいないと思います。
今後の泉谷選手の活躍も楽しみにしていきたいと思います。
以上ゴルフ部1回生の仲田でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。