週刊少年ジャンプ次期改編期において打ち切りなる作品の考察を私なりに述べさせていただきます。尚、以下ネタバレは含みません。
「ONE PIECE」「DRAGON BALL」「NARUTO」など数々のメガヒット作品を生み出してきた週刊少年ジャンプですが、今年に入ってから「僕のヒーローアカデミア」「呪術廻戦」の長年看板として支えてきた2作品が連載終了し、暗黒期が到来したのではないかという声も大きくなってきています。しかし、私はそう考えていません。若手有望作品が増え、連載枠を巡る激しい人気争いが繰り広げられているためです。若手有望作品が増えた結果、前回改編期からの掲載順は史上稀に見る大混戦となっており、打ち切り作品予想が大変困難になっています。以上のことが理由となり、今回私なりに考察してみることとしました。
ジャンプにおいて打ち切りなる作品は、①掲載順、②表紙またはセンターカラー、③単行本売上の3点から予想することができます。尚、現在ジャンプには全部で21作品が掲載されており、全ての作品について述べることは字数上不可能です。そのため、①~③上位作品、アニメ化作品(予定も含む)には含まれない、「アンデットアンラック」「鵺の陰陽師」「願いのアストロ」「キルアオ」「超巡!超条先輩」の5作品に絞ってデータを集めさせていただきました。
このデータは前々回の改編期である33号から11月11日発売の50号までの掲載順を独自に集計したものです。縦軸は順位を示しており、高いほど読者アンケートでの評価が低いことを示しています。巻頭カラー、センターカラー獲得作品は順位に含まず、またグラフが抜けている箇所(斜線の箇所)はその作品がセンターカラーを獲得したことを示しています。
このグラフは最新刊の売り上げ部数を記録したものです。初週と書いたのですが、正確には「キルアオ」「超巡!超条先輩」の2作品は発売日から3日間、それ以外の3作品は発売日から5日間の売り上げ部数となっています。
グラフで示されている通り、この5作品は他の作品と明確に差をつけている数値がなく、どれが打ち切りになってもおかしくはありません。その上で、私は「超巡!超条先輩」が最も打ち切りの可能性が高いと考えます。この5作品のうち唯一のギャグ漫画であり、他4作品の方が打ち切りにしづらいのではないかと考えるからです。しかし、毎週のように戦況は変わっており、断定はできない状況です。もし、興味があればコンビニや書店などで手に取ってみてください。
以上、ゴルフ部1回生の澄川でした。最後まで読んでいただきありがとうございました。
