ツアー

NOBUTA GROUP マスターズGCレディース

今週のツアーは男子が試合がなくお休み、女子がNOBUTA GROUP マスターズGCレディースです。今週も何ホールか見ていきましょう。

No.8  483ヤード  PAR5

打ち上げている右ドッグレッグのPAR5。
昨年までより短くなったので、ティーショットが成功すれば2オンも可能。ただティーショットで右サイドのフェアウェイを捕らえたときに右ラフの木が邪魔になるときがあります。特に2オン狙いでグリーン方向に向いたときに起こります。左右どちらのルート、フックで狙うのか、スライスで狙いのか考えてしまいます。飛距離が出る選手ならやや右に行っても木が邪魔にならず打てる可能性が高いです。

成功してグリーンに乗ったり、近くへ行っても簡単なパッティング、アプローチが残るわけでもありません。むしろレイアップで得意距離を残し、3打目で勝負したほうがバーディーになる確率が高いかもしれません。
前方にティーイングエリアが出たことで攻め方の幅が広がりました。選手がどう攻略するのか注目です!


日清都カントリークラブ

No.14  152ヤード  PAR3

4つあるPAR3で1番短いホール。
距離はありませんが、グリーンのアンジュレーションがかなりあります。ほとんどのカップに対してはグリーンセンターからのパッティングは良い位置であり、問題はありません。ただグリーン真ん中の右にカップが切られた場合はそうはいきません。グリーン真ん中からは難しいパッティングが残ります。むしろグリーンに乗せるより、右手前の乗っていないところのほうが寄せやすいでしょう。
ティーショットは7,8番アイアンで狙う選手が多そうです。ショットの良い選手なら短いこのPAR3はチャンスホールなのかもしれませんね。

No.18  373ヤード  PAR4

2打目からかなり打ち上げる右ドッグレッグのPAR4。
ティーショットは選手によってまた番手が変わるかもしれません。多くの選手が1Wを使用すると思いますが、景色からイメージができなかったり、風向きなどでフェアウェイウッドも使用する選手もいるでしょう。
2打目は打ち上げの距離感が大事になります。真ん中から奥のピン位置のときは少しズレてもまだ大丈夫ですが、手前のときはシビアになってきます。こうなるとやはりティーショットは1Wである程度飛ばしたいと思うでしょう。
ティーショットの使用クラブで選手がこのホールをどう見ているのか分かります。攻めるのか、守るのか、大事な最終ホール。迷うことなくしっかり決めてプレーしたいですね!

昨年ほどグリーンスピードが出ていないマスターズゴルフ倶楽部。昨年のイメージが残っているとショートが多いかもしれません。どう対応するのか⁉︎状態は良いので徐々に速くなり合ってくるのか?今年は昨年以上にスコアが出そうですね❗️

ecc

ABOUT ME
関根 淳
1975年5月24日生まれ。通算3勝。 空気のような、終わってみれば『そう言えばいたなぁ〜』と言われるぐらいの存在でありたい! 2010年からは丸山茂樹プロ専属キャディーを務め、2012年からは山下和宏プロ専属キャディーとしてツアーに参戦。 その後フリーで多くの選手のキャディーを務める。2024年は阿久津未来也プロ、宮里美香プロ、佐藤心結プロを中心に男女両ツアーに参戦。今年も若手からベテランまで色々な選手をフリーでキャディーを務める予定。