グルメ

祇園 きだ 京都祇園

五感で秋を感じられる季節となりました。
日本に生まれて良かった
日本人で良かった
と心から思います。
さて、昨日、長年お世話になっている方とお邪魔させて頂いたのは
祇園 きだ
京都市東山区祇園町南側570-192
※お店HPをご覧になって頂き、ご予約等に進んで頂ければと思います。ただ、予約を取るのは厳しいと思います。
調理人の技術教養身嗜み、食材、器、間、盛り付け、味、空気感、お出汁、物語、歴史と伝統の体現と継承、素材etc
全てが超一流です✨
私の稚拙な説明は極力省かせて頂き、写真から木田ワールドを感じて頂ければ幸いです。

18時〜ご飯食べ始まるので、15分前に、お店へ
個室に入り、5人で木田ワールド堪能させて頂く時間が始まります✨

南京摺流し

その前にシャンパンで乾杯🥂
チェイサーにはビール🍻

秋ですね
黒イチヂクが主役です

甚五右衛門芋
山形県の佐藤家一子相伝で伝わる幻の芋
京野菜で有名な海老芋や里芋よりクリーミーで目が均一で細かく美味
揚げてカラスミを


倉敷プリン

日清都カントリークラブ

戦前よりの器
沈金緑漆
蓋を開けると

松茸と甘鯛

木田さん
色気がありますよね
松茸は岩手県産

部屋中、松茸の香りが充満
窒息死、しそうでしたよ

北海道馬糞ウニとヤリイカ

北海道噴火湾のマグロ

愛媛は八幡浜沖のカマス
らっきょと紫蘇を

浜名湖天然鰻

来ましたよ
立派な形で、香り良い松茸が

焼いて、少し蒸し
すると、松茸から、ジンワリと汗が滲み出ます
「本当に良い松茸からは最高の出汁が出ます。コレがソレです。」
と、木田さん

続いては

最高の牛肉
五臓六腑に染み入る出汁

コレだけでもコンプリートですよね
祇園 きだ

輝く新米に

そして、木田さんの鯖寿司

輝く逸品✨
全てが4番バッターかと思いきや、流れ、統一感、全てが嫌味なく自然に進んでいくんですよね
「木田さん、センスって、生まれ持ったものだと思いますか?」
前からお聞きしたかった・・・
「磨いていくものだと思います。本物、素晴らしい物を求めて、出会う。常に己を磨いていく事から生まれるのではないかと思います。」

先天的なものだとは仰いませんでした。しかし、その言葉の裏には料理人として、書や器、歴史、文化を学び教養として自然に身につけて、それプラスに料理人として、求道者として技術を磨いていかなければ、全てが合致せずに、アンバランスな可笑しな美観になってしまう。事を感じました。

水物

〆は
波照間島黒糖アイスクリーム
人生中で食したアイスクリームで一番美味しかった・・
滑らかで、舌と口中を自然な甘みと旨味が覆い、味わい飲み込むと、スッと消え去る
淡き水の如し
祇園 きだ
やはり、凄かったですね
身体中、エネルギーで満ち満ち溢れて帰路に着く事が出来ました✨
今宵も楽しゅうございました✨


ecc
ABOUT ME
鮨吉寿司太郎
鮨、寿司、SUSHI、色々ありますが職人さんと客がカウンター越しに目で楽しみ、舌で楽しみ、耳で楽しむことが出来るのが鮨、寿司? アナタの事を思いニギッていますよ face to face eye to eye コレこそが鮨、寿司の醍醐味だと思います。 私の趣味は日本全国、鮨の食べ歩きです? 行った鮨屋は2017.6/10現在、通算129店・・・ 高校3年の春、オヤジに初めて連れて行ってもらった、大阪の亀寿司 仕事帰りのサラリーマンが1日の疲れと明日への英気を養いながらカウンターで鮨を摘んでいました。 アレから約30年、今日も新たな鮨、寿司に出会うため そう、アナタの街の 横丁にある鮨屋 自分だけの鮨屋 自分だけの空間 そう、色んな鮨があっていい 今日も、そんな鮨屋を探しながら・・・