ツアー

日本プロシニア円谷HDウルトラマン杯

キャディの原田です。

久しぶりの記事投稿になりましたが、先週茨城県のイーグルポイントゴルフクラブで開催された「日本プロシニア円谷HDウルトラマン杯」にて増田伸洋プロのキャディをしてきました。

ここイーグルポイントゴルフクラブは昔増田プロが所属していたコースです。

増田プロからキャディのオファーいただいた時、プロアマ以外に練習ラウンドしっかりする予定なのを聞いて、一応伺いますがノブさんホームコースですよね?って言ったら照れくさそうに「うん」とおっしゃってました。笑

ラウンド中には、ここの風の抜け方はいつも独特なんですか?って聞いたら「俺いたの20年近く前だからもう俺に聞くなよ!木だってだいぶ伸びてんだよ!」って言われちゃいました。笑

練習ラウンドちゃんとやってよかったですね。

今年は夏場天気がとても不安定で、どこのコースに行ってもグリーンはかなりのダメージを受けてしまっています。

ですがイーグルポイントはフェアウェイ、グリーンともになんの傷みもなく美しすぎる状態でした。

こんな状態で試合を開催してくださりありがとうございました!

増田プロ、直前に新しいパターを購入したそうです。

打感と打った初速がちゃんと出るのが気に入った様子でした。

パッティング練習しながらいろんなグリップで握り「クロスハンドってどうなの?」って聞かれて、私はありだと思ってますよ。って答えました。

ネリーやリディアもクロスハンドですし、男子プロも金谷プロはじめ結構いますよね。内藤雄二プロや他の方からも色々聞いてますがみなさんいいっておっしゃってました。

実際増田プロの場合は順手?のグリップだと打った瞬間捕まらなくて右に出ちゃうんだけど、クロスハンドは打った瞬間から球が捕まり順回転で転がる。

ロングパットのタッチも合わせられそうだし、これでプロアマやってみようっと水曜日実戦感覚で試してみました。

狙ったところには打ててるみたいですがあんまり入ってなかった。
その様子を見てて、これは細かい傾斜が見えにくいのかなーって話してラインを読んで打ってもらうことにしました。パターもグリップも変わったので読みミスなのかパッティングなのか話しながらやれるなと思って。

風が強く、北風と南風が連日交互に吹いて3日目には雨と厳しいコンディションでしたしショットもちょっと調整が必要で大変でしたがパッティングはずっと安定していました。

ピンポジションもほんと絶妙で全然端じゃないのに難しくてみなさん入りそうで入らない。増田プロは上りは重くてカップまで届かないこともあったのですが割と入りました。なのでなんか、連日ラインを読みながらいくルーティンになりました。

そして連日割と入る。笑
曇りで暗いと読みにくいみたいでしたが転がりはずっとよかったです。

シニアオープンでは研修生時代からお世話になってた千葉カントリー川間コースでいい順位から最後落としてしまってかなり悔しかったと思います。

なので今回最終日に誰も寄せつけない最強のゴルフができたのは嬉しかったんじゃないかなって思います。

曲がってたティーショットも(ティーショットが難しいコースです)最終日は曲がらなくて、急に上手くなりましたねって言ったら笑ってました。

17番ホールでバーディを獲ってこれまたティーショットが難しい最終ホール、気持ちよく打ったらよーく曲がりましたね。笑

それも含めて最高のゴルフでした!

ノブさんおめでとうございます!
ご家族の皆さまもおめでとうございます!

眩しくて変な顔ですが宮本勝昌プロキャディの梅さんと。

チャンピオンのゴルフをサポートできて、つくづく思うのはキャディはやはり黒子がいいなぁということです。

プロ以上に興奮することもないし気持ちが浮き沈みすることもない。

ただプレイしてボールを運ぶプロがすごい。

私は道具を運んでサポートするだけで、キャディの力はほんの少し。ちょっとだけポジティブに。それがいいと思いました。

そんなキャディをちゃんと褒めてくれた増田プロ、ありがとうございました。

ただひとつ、プロとウェアの色がかぶってしまったのが恥ずかしかったです。
夫とゴルフウェアの色がかぶったら即着替えるんですが、相談なしでかぶってしまって着替えがなかったです。。

大好きなHurleygolfのシャツのあの色を最終日に残してた結果でした。汗

ペアルックしたくないことを知ってる林菜乃子プロからペアルックよかったですと連絡もらい、ちょっとヘコみました。笑


ecc
ABOUT ME
原田 眞由美
1978年9月14日生まれ。 ゴルフのことは全く知らなかった社会人時代に転職して、ミズノオープン開催コースのJFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部のキャディに。 そこで幼なじみの谷原秀人プロを再会し、ゴルフツアーの魅力にひきつけられツアーキャディの道へ。 第一線は退いたが、ゴールドジムに通い体力づくりに余念がない。