今週のツアーは男子がオープンウィークで国内ツアーはありません。そして女子ツアーは大東建託・いい部屋ネットレディスです。開催コースはザ・クイーンズヒルゴルフクラブ。どのような感じなのか終盤のホールを見ていきましょう。
No.16 160ヤード PAR3
グリーンに若干のアンジュレーションがありますが、距離もさほどないPAR3。
この時季の風ならフォロー、飛距離の出る選手ならミドルアイアン以下、飛距離が出ない選手でも女子選手の得意としているユーティリティクラブで打つことができるでしょう。
月曜日の朝に大雨の降った影響でグリーンはベタ止まり。そしてスピードもそこまで出ていませんので、どれだけピンを狙って打っていけるか。良い条件で打てるPAR3は、距離があってもピンを目掛けて打っていかないと今週はいけないかもしれません。
No.17 475ヤード PAR5
左側に池があるほぼストレートのPAR5。
ティーショットでは左の池に注意したいところ。特に1Wの落下地点はフェアウェイが狭くなっている場所で、しかも池のほうへ傾斜しています。右からの風で捕まったボールは気をつけないといけません。
そんなティーショットですが、成功すれば2オンを狙えます。勇気を振り絞ってティーショットから攻めていければイーグルも見られるでしょう。
ティーショットから刻んだり、曲がってしまった場合でも距離が短いホールですので、左右のバンカーに入れないよう気をつけて打って行くことが大事。もし2打目をラフに入れてしまっても今週は止まるグリーン。3打目は距離感に注意してある程度のバーディーチャンスにはつけたいですね!
No.18 410ヤード PAR4
2nd地点から両サイドが池に囲まれている打ち下ろしのPAR4。
今年はティーイングエリアが前に出ました。そのためティーショットでアゲンストの風でなければ、多くの選手は右のバンカーを越すことが可能になりました。フォローの風が吹いたら飛距離の出る選手は、むしろ右の池や左バンカーが気になってきます。となると3Wなどのフェアウェイウッドでティーショットを打つ選手も多くいるでしょう。
2打目は手前の池、左の池に注意することになりそうです。特にラフからは止まるグリーンとはいえ、警戒しながらになるでしょう。
距離を長くしてコースの難易度を上げることが多いですが、前に出してティーショットからこのように考えさせるようにしたのは、最終ホールとして間違いなく面白くなるハズ!バーディーもボギーもあるという、選手もギャラリーもドキドキする面白いホールになったのではないでしょうか⁉️
大会初日は風も強く吹きましたが、やはりグリーンが止まりスピードが出ていないということで好スコアが続出しました。もしかしたらその風が暑さを少し和らげ、プレーしやすかったかもしれません。
2日目以降もバーディー合戦になること間違いなし!
どれだけスコアが出るのか⁉︎
4日間大会のコースレコードが出るのか注目です❗️