ツアー

ミネベアミツミレディス北海道新聞カップ

今週のツアーは男子が国内メジャーの日本プロゴルフ選手権、女子がミネベアミツミレディス北海道新聞カップです。今週も女子ツアーに来ていますので、開催コースの真駒内カントリークラブ空沼コースを見ていきましょう。

No.1 403ヤード PAR4

右ドッグレッグの打ち下ろしのPAR4。
まずティーショット。初見ではどこへ打って良いか分かりません。分かっていてもフェアウェイを捕らえるショットはなかなか打てません。ピン位置から考えて右ラフでも良いのか、それとも左ラフで良いのかという感じでティーショットを打つことになりそうです。
2打目も打ち下ろすため左足下りのライから打つことが多くなります。またラフからのショットの可能性も高いですから距離感が大事になるでしょう。
スタートホールがややトリッキーなホールの上、次の2番ホールも難易度が高いフロント9の出だしの2ホール。バーディーとまでは言いませんが、ともにパーを取ってリズム良くスタートできれば流れに乗って良いゴルフができそうですね!

No.10 385ヤード PAR4

こちらのホールも初めてティーイングエリアに立ったときにどちらへ打てば良いか分からない、パッと見た目は右ドッグレッグに見える左ドッグレッグのPAR4。
ティーショットは自分の思ったところに打てればラフへ行ってしまっても距離がそこまで残らないので問題はないでしょう。
2打目は傾斜地からアンジュレーションのある2段グリーンへどう打っていくかになります。特にラフからは飛ぶのか、飛ばないのかのジャッジが重要。ちなみにグリーン奥には2打目地点から見えないOBもあります。
ティーショットが成功すれば2打目の距離は短いのでピンを狙ってバーディースタートとしたいホールです。


日清都カントリークラブ

No.16 380ヤード PAR4

距離はそう長くはありませんが、昨年のホール難易度は3番目と難しいホール。
ティーショットでは右バンカーを避けたいところ。距離はそれほど無いため、少なくともグリーン近くへ運ぶことは可能です。ただピンまで届かそうとすると少し高いアゴが心理的なプレッシャーを与えているため難しくさせています。
2打目は傾斜の強い小さいグリーンをどう攻略するかになります。距離はそれほどないのでフェアウェイからなら狙っていけますが、バンカーやラフに入ると難しさを感じるかもしれません。
短いホールだからこそバーディーを取りたい、ボギーにしたくないという心理が出てくるホール。難しい残りの2ホールを前に良い流れで通過したいですね!

1stラウンドが終わり好スコアが出ています。やはり昨年よりフェアウェイ幅が広くなり、ラフも短くなった影響でしょう。だからといって易しくなったかと言えばそうでもありません。上位はスコアが出るかもしれませんが洋芝の対応に苦しむ選手も中にはいるはず。そんな今年のミネベアミツミレディスはどのようになるのでしょうか⁉️

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ABOUT ME
関根 淳
1975年5月24日生まれ。通算3勝。 空気のような、終わってみれば『そう言えばいたなぁ〜』と言われるぐらいの存在でありたい! 2010年からは丸山茂樹プロ専属キャディーを務め、2012年からは山下和宏プロ専属キャディーとしてツアーに参戦。 その後フリーで多くの選手のキャディーを務める。2024年は阿久津未来也プロ、宮里美香プロ、佐藤心結プロを中心に男女両ツアーに参戦。今年も若手からベテランまで色々な選手をフリーでキャディーを務める予定。