ツアー

アース・モンダミンカップ

今週のツアーは、男子がJAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP byサトウ食品、女子がアース・モンダミンカップです。今週も女子ツアーに来ていますので、開催コースのカメリアヒルズカントリークラブを見ていきます。

No.15 171ヤード PAR3

2年ぶりにここカメリアヒルズに来ましたが、変わっているところが所々あります。そのうちの1つにこちらのティーイングエリアがあります。昨年からですが左側のティーイングエリアが使用されているらしく、またグリーン手前にバンカーができていました。以前は迷ったら手前からという感じで、ショットの方向性さえ良ければあとはアプローチ次第で切り抜けられましたが、今は風の読みやクラブ選択による距離感がより重要になりました。

こんなホールですが、この横にはタリーズ☕️が
好きな選手の組について18ホール観戦するのも良いですが、選手それぞれがこちらのホールをどう攻めるのかをコーヒーを飲みながら定点観測するのも良いかもしれませんね❗️


日清都カントリークラブ

No.17 410(349)ヤード PAR4

昨年までは短いPAR4だったのですが、後方にティーイングエリアができ、長いホールとなりました。また右側の木々がなくなり、見晴らしが良くなりました。
今までならフェアウェイウッドで刻むことが多かったティーショットですが、この後方のティーからだと1Wのみの選択になってしまうでしょう。同じ前方のティーを使用した場合は昨年までと同様刻む選手が多そうです。
2打目は右奥から左手前へと傾斜しているグリーンにどう打っていくかというところがポイントとなります。フェアウェイが左から右へと傾斜しているためティーショットのボールが右へ流れやすく、右サイドからそのグリーンへ打っていかなければなりませんので難しくなります。さらに今年は距離が残るため、昨年までのバーディーを取りに行けるホールとはならなくなりました。前のホールの16番とこの17番と以前はスコアを伸ばせそうなホールでしたが、今年は耐えるホールになるかもしれませんね!

No.18 517(498,479)ヤード PAR5

2打目地点から打ち上げる右ドッグレッグのPAR5。
今年はこのホールのグリーンが変わりました。今までグリーン手前の真ん中にバンカーがありましたが、花道ができました。そうなるとティーイングエリアが前方に出たとき2オンが狙え、イーグルチャンスを見る機会は増えそうです。しかしグリーン形状が大きく変わり、必死のパーセーブを見る機会も多く見るかもしれません。昨年までのグリーンはどちらかというと横長でしたが、新しいグリーンは横幅が狭まり、奥行ができました。ただグリーンの真ん中を境に手前と奥に下っており、またグリーン周りも傾斜があり、ラフからのショットでは相当神経を使うことになりそうです。

グリーンが変わったことによって以前よりもイーグルが出るかもしれませんがボギーも多く見るかもしれません。今年は最後までスコアがどう動くか分からない展開になりそうですよ!

賞金総額が高額な今大会。他にも決勝ラウンドのPAR5では

このようにイーグル賞が懸けられていますし、PAR3でも500万円〜800万円が懸けられています。
どんなにスコアが悪くてもモチベーションを上げてくれるところが沢山あるのもこの大会ならではなのかもしれません。賞金に目が眩むわけではないですが、最後まで諦めない選手のプレーが多く見られるかもしれませんね!

ecc

ABOUT ME
関根 淳
1975年5月24日生まれ。通算3勝。 空気のような、終わってみれば『そう言えばいたなぁ〜』と言われるぐらいの存在でありたい! 2010年からは丸山茂樹プロ専属キャディーを務め、2012年からは山下和宏プロ専属キャディーとしてツアーに参戦。 その後フリーで多くの選手のキャディーを務める。2024年は阿久津未来也プロ、宮里美香プロ、佐藤心結プロを中心に男女両ツアーに参戦。今年も若手からベテランまで色々な選手をフリーでキャディーを務める予定。