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2024 年全米オープン@パインハースト(プレビュー編)

今年の全米オープンは、ノースカロライナ州のパインハーストゴルフリゾートのNo. 2コースで開催されます。
リゾートには10コース(No.1からNo.10)プラスCradleというパー3コース、Thistle Dhuと言う18ホールのパッティングコースがあり、ゴルフ好きが世界中からこの地にやってきます。
1999年(ペイン・スチュワート)、2005年(マイケル・キャンベル)、2014年(マルティン・カイマー)に続く4度目の開催となり、USGAはこのコースをアンカーサイトと認定し、ここに根付き資金を注ぎ込むことを発表しました。USGAのGolf House(世界ゴルフ殿堂博物館などを含む施設)のオープニングも本大会開始前に行い、今後も一定の頻度で全米オープン含むUSGAのチャンピョンシップを開催する予定です。

今日で練習ラウンドが終了し、明日木曜日から本戦開始です。

僕は日曜日現地入りして、コースを歩きましたが、このコースにはラフという概念がなく、フェアウェイを外すとモシャモシャの荒地になります。スコアリングのトレーニングの際にも選手が球を打つロケーションは、Tee、フェアウェイ、バンカー、グリーン、Native Area(荒地)、その他のみとなる事をUSGAから言われました。

 

 

練習ラウンドに帯同して感じたことは、フェアウェイキープの重要性と、グリーンの落とし所です。お椀型のグリーンは、非常に難しくトッププロのパットがカップを少し越えただけでグリーンからこぼれる場所が多い事。そこからのアプローチも少しのミスでまた戻ってきてしまうなど、選手のフラストがたまる設定になっています。

これからの4日間、本当に楽しみです!

 


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ABOUT ME
フランク 早川
1963年1月生まれ。アメリ生活45年、ニューヨークにてITのコンサルティング会社を営んでいる。ゴルフ歴40年、とにかくゴルフをこよなく愛している。40代の頃はニューヨークで5本の指に入る腕前で今でも多くのアマチュア大会に参戦している。現在のハンデは7と低迷しているが、ニューヨークのアマチュアゴルフ界では知らないものはいない存在。 2003年からPGA・LPGAツアー並びにUSGA Championshipにてスコアラーのボランティアをはじめ、FedexCup Playoff、PGA Championship、US Openの上位グループのスコアラーも任されるようにまでなった。 またTokyo 2020では、ゴルフの競技委員として招待されるまでのレベルになる。米国内のクラブフィッター、ティーチングプロ、PGAプロ、フィジカルスセラピストとの交友も深く、常にゴルフ関係の動向にアンテナを張って生活している。