今週のツアーは男子がミズノオープン、女子がリゾートトラストレディスです。今週も女子ツアーのほうに来ていますので、6年ぶりに戻ってきた関西ゴルフ倶楽部を覗いてみましょう。
No.16 400ヤード PAR4
右側にバンカーと池がある右ドッグレッグのPAR4。
まずティーショットの狙い目はバンカーの左サイド。まずはこちらにしっかり打っていきたいところです。
2打目はピンのあるエリアへいかに打っていけるかがカギとなるでしょう。特に左奥にカップが切られた場合のラフからのショットは選手、キャディーを悩ますでしょう。このホールは距離も残り、ご覧の通りこのグリーンの形状だと右手前に乗ってしまった場合は、パッティングというよりウェッジを使ったアプローチをしなければならないかもしれません。ただでさえ関西ゴルフ倶楽部はグリーンのアンジュレーションが大きく、乗る位置が悪いと難しいパッティングが残ってしまいます。
距離があるホールでバンカーや池、更にグリーンの形にもクセがあります。間違いなくスコアに動きが出る、終盤のポイントとなるホールです。
No.17 160ヤード PAR3
周りが池に囲まれているPAR3。とは言っても選手たちには強風が吹かない限り、池はそれほど気にならないでしょう。
こちらのホールのグリーンも細かいアンジュレーションがあります。バーディーチャンスを狙うならピンのある位置の狭いエリアに打っていかなければなりません。ただ無理に攻めずパーを目指すならグリーンセンター狙いでも悪くはありません。奥のピン以外は下りのパッティングが残るため少し繊細なタッチが必要となるぐらいでしょう。
最終日はどのPAR3もホールインワン賞がかかっています。このホールを厳しくして優勝争いを面白くさせるのか、それとも皆んなが考えなくても良いぐらいホールインワンを狙わせるピン位置なのか要注目です!
No.18 370ヤード PAR4
左側に池がある左ドッグレッグのPAR4。
ティーショットのターゲットは正面に見える左バンカー。それより左を狙うのは当たりが悪いと池に入ってしまうリスクがあります。少し右へ行って抜けてしまいバンカーとバンカーの間のラフでも、長くは無いのでライが良ければフェアウェイと変わらないかもしれません。
2打目はフェアウェイから打てるのであればピンをある程度狙っていきたいところです。というのもグリーンのアンジュレーションがあるので、安全に逃げてもパッティングは易しくはありません。ピンのある同じエリアにどう打っていくかがポイントとなるでしょう。
距離は長くありませんが、選手の技術、調子がハッキリ出るホールです。ティーショット次第で2打目の難易度が変わってくるので、その日の風向き、使用ティーイングエリアの位置をしっかり把握して、その日1番の集中力でティーショットしていきたいですね!
アマチュアの方々がこのコースをラウンドされるとグリーンのアンジュレーションがかなりあるので難しいと感じたり、思われたりするかもしれません。しかしショットが良いプロにとったら話は別。ピンのある同じ面に打っていくことができるので、強風が吹かない限りはスコアを崩すことは考えにくいです。ということで今週はかなりスコアが出そうですよ!