アルバトロスとは、パー5のホールを3打少なく2打で収めるように、パー数より3打少ない打数でホールアウトする事を意味します。そんなアルバトロスは、ゴルファーの憧れ「ホールインワン」よりもさらに達成が難しいとされています。
アルバトロスは英語で「アホウドリ」という意味です。これは、長距離を飛ぶ能力に優れ、滅多に見かけることのない珍しい鳥であるアホウドリを、同じく飛距離を必要とし、滅多に見かけることのないダブルイーグルと重ね合わせたことに由来しているといわれています。
ゴルフ用語には鳥に関する俗称がほかにもあり、英語でバーディの意味は小鳥、イーグルは鷲です。なお、アメリカでは鷲が国章に用いられていることからも鷲が好まれるため、アルバトロスではなくダブルイーグルと呼ぶほうが一般的なようです。
アルバトロスはホールインワンより難しいともいわれています。なぜかというと、どのホールでも狙えるホールインワンに対して、アルバトロスはパー4またはパー5のホールでしか狙うことができないためです。
また、飛距離においても、ホールインワンであればパー3のホールで1打あたり200ヤード程度での達成が狙えますが、アルバトロスは1打あたり300ヤード以上が必要になります。つまり、限られた人にしか達成できないことからもホールインワンよりアルバトロスのほうが難しいといわれているのです。
アルバトロスを達成する確率は、女子プロゴルファーが100万分の1の確率、男子プロゴルファーが15万分の1の確率といわれています。アマチュアゴルファーに至っては、200~300万分の1の確率のため、実質上狙って達成できるものではないといえます。
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