1月頭 まだ正月の雰囲気が残る日に参らせて頂きました、京都の日本料理界で今をトキメク若きミシュラン✨料理人酒井研野さんの店
日本料理 研野(けんや)
京都市左京区岡崎徳成町28-22
聖護院ビル1F
075-468-9944
※定休日、営業時間等、要確認要予約
に
予約困難な店、研野
ミシュランとか予約困難などの言葉は個人的に好きでないのですがね、コスパと言う言葉と同じくらい
しかし、コスパが個人の情感の上に成り立つ言葉であるのに対し,先出の言葉は客観的事実。むしろ其の言葉を好んでいないと言うよりも、そこを第一の価値観として自分の目,舌、頭,価値観で店や御主人と対峙しない人々の様にはなりたくないと言う、私自身の強い思いから来るものですね
落とし込まれるモノを咀嚼せずに100%飲み込むだけの人間にホンモノの美しさを理解,体現、継続出来る訳がないと強く思います。
ですから、当日はある意味、私の食欲を満たすという、動物としての本能よりも、学びたい知りたい活かしたいと言う、知識渇望欲求が強かったと言うこともお伝えさせて頂きたいと思います。
御主人酒井さんの愛する故郷、青森のビールで🍻
グラスは昔、聖子ちゃんのCMで有名な、、世代ですね
雑煮
明けましておめでとうございます🌅
盛り付けと器の配置、バランス、この限られた空間に奥行き高さを出して立体感を感じさせ、目でも愛でさせる
京野菜と青森の蕨を
炙りチャーシュー
こうでないとダメと言う固定観念の打破
守破離
京都の料理界が発展し続けるのは、温故知新を柔軟に取り入れるから・・・
酢〆した鰆とウド
器もまた美し
梅鮑ニューメン
出汁は梅から
くらげ紅白なます
すき焼き
はっさくとキンカンのヨーグルト
研野では、全ての料理が出る度に音楽、BGMが変わるんですよね🎶
一番最初に雑煮が出た時は、寅さんのテーマソングが流れました(笑)
本当ですよ、私生まれも育ちも葛飾柴又、帝釈天で産湯を使い、姓は車,名は寅次郎、人呼んでフーテンの寅と発します。
あの口上ですね、また料理と本当に合うんですよね、物語を客に投げかけ反応見てキャッチボールする。
奥行きと縦感、空間内の異なる物質の対称symmetryと非対称性の使い方
色々な意味で素晴らしい、充実した時間を過ごさせて頂きました。
今宵も楽しゅうございました✨