こんにちは。
ゴルフ2回生の廣澤です。
今回はLIVゴルフについて紹介します。
LIV(リブ) ゴルフとは、PGAやJPGAに並ぶゴルフツアーの1つとしてサウジアラビア政府系ファンド、PIF(パブリック・インベストメント・ファンド)が出資し、グレッグ・ノーマンCEOが中心となって2021年に設立された新たなツアー組織です。
リブゴルフの最大の特徴は予選落ちがないことで、参加さえすれば最下位でも1600万円の賞金を手にすることができます。54ホールを3日間で回り、1日5時間ほどということもあり、身体への負担が少ないことと、プライベートの時間を多く確保できる理由で、特に家族を持っているプロゴルファーはリブゴルフへ移籍することになりました。 また、PGAツアーを大幅に上回る賞金額も話題を集め、2022年にシーズンが開幕しました。
PGAツアーとLIVが対立した原因の一つは、高額な契約金を提示して、PGAツアーのトップ選手を次々と引き抜いたことにあります。たとえば、フィル・ミケルソンに2億ドル(約280億円)、ダスティン・ジョンソンに1億5000万ドル(約210億円)を支払うなど、PGAツアーの有名選手たちに高額な移籍金を提示して参入を呼びかけました。
LIVからの高額契約を断り、PGAツアーに忠誠を示して残留した選手からは移籍した選手に対して戸惑いや不満の声が聞かれました。
このPGAとLIVとの間で葛藤する選手の様子はNetflixの「フルスイング」で見ることができます。これはゴルフ界の次世代ゴルファーたちにスポットライトをあてたドキュメンタリー番組で、ケプカやダスティン・ジョンソン、イアン・ポールターといった有力プレイヤーのLIVへの移籍をカメラが追うことによって、この衝突の感情的な深さを捉えることができます。また、それ以外にも選手たちのコース内外の様子や、PGAツアーシーズンという最高峰の舞台で最善の結果を出すために戦う姿を目の当たりにすることができます。興味がある方はぜひ観てください。
以上、ゴルフ部2回生の廣澤でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。