今週のツアーは男子が今週からSansan KBCオーガスタで再開、そして女子がニトリレディスです。今週は女子ツアーに来ていますので、小樽カントリー倶楽部を見ていきましょう。
No.14 360ヤード PAR4
距離が短い、ストレートのPAR4。
ただティーショットは風、ピン位置、選手の戦略によっては刻むことも考えられます。というのも1Wで狙うランディングエリアは狭く、曲がってしまったときグリーンを狙うことができない場合があります。なので選手によっては攻め方が変わることがあるでしょう。
グリーンはアンジュレーションがあるため、乗る場所によっては難しいパッティングが残ってしまいます。2打目は良い位置から狙えるのであれば、距離がないホールということも考えると積極的にピンを狙っていきたいところです。
とにかくティーショット次第でバーディーもボギーも有り得るホール。この後は難しいホールが続いてくるので、このホールを良い形で通過したいですね!
No.16 420ヤード PAR4
小樽といえばこの名物ホール。やや右ドッグレッグのグリーン手前に池がある長いPAR4。
どのように攻めたら良いのかという問いには、
・ナイスショットを2つ揃える
・自分の決めたことをビビらずやり切ること
しかないでしょう。
良いスコアで上がりたいなら、キャディーがマネージメントを云々いうより、選手が良いショットを打たないとという感じです。もしキャディーが前に出てマネージメントのことを言うようになるときがあるとすれば、それはティーショットをミス、もしくは木がかかりそうな2打目のショットのときではないでしょうか⁉︎
この難しいホールであるからこそキャディーとしての必要なこととは、マネージメントのことよりも気持ち良く、自信を持って打たせるアドバイス、言葉がけになるのかと思います。
難しいホールなのでボギーは仕方ないかもしれませんが、ダブルボギー、トリプルボギーなど大叩きを避け、残りホールをプレーしたいですね!
No.18 405ヤード PAR4
2打目がやや打ち上げの左ドッグレッグのPAR4。
ティーショットでは右バンカーが気になります。ただ入ってしまっても、余程のことがない限りグリーン近くまで運ぶことはできそうです。一方、その右バンカーが気になってしまったり、ショートカットしようとして左に行ってしまった場合、木の枝がかかることがあるかもしれません。いずれにしろ左右に気になるところがあるので、ティーショットの狙える幅は狭いため精度が求められるでしょう。
2打目は大きなグリーンにあるピンの面に打っていくことが大事になります。右の下の面は左の傾斜を使って寄せやすいところはありますが、左の上の面は2打目の距離もあり、また面の幅も狭いので難しくなります。もし外れても大丈夫な場所、3打目のアプローチが易しいところを考えてのプレーとなるでしょう。
こちらも決して易しくはないPAR4。16番ホール同様ショットを2つ揃えないと厳しいホールになるでしょう。
今年は北海道も気温が高く、コース管理が大変だったことでしょう。その影響もあり、例年よりフェアウェイやグリーンが柔らかく、グリーンのスピードもそこまで出ていない感じです。この状態がプレーにどう影響を及ぼすのでしょうか⁉