今週の男子ツアーは関西オープン。日本最古のトーナメント。毎年違う関西のコースでの試合ですが、今年は11年ぶりに泉ケ丘カントリークラブで開催されます。今回もコースを何ホールか見ていきましょう。
No.1 482ヤード PAR4
グリーンまで打ち上げる長いPAR4。一般営業ではPAR5として使用されています。
まずティーショットですが、距離があるのでできるだけ飛ばしたいところ。両サイドに見えるバンカーは関係ありません。ターゲットはグリーンの右に見えるバンカー狙いなるでしょう。
2打目は2段グリーンですので、ピンと同じ面に乗せることができたら最高です。距離があるので、とりあえず乗れば良いのではないでしょうか。上の段から下の段へのパッティングでも寄せられる可能性のあるほどのそこまで強い傾斜ではありません。必ずしも手前からいかなければいけないということでも無さそうです。風次第かと思いますが、少しでもアゲンストの風が吹くとかなり長く感じます。ラフからはフライヤーや今週は泥が付くことがあるので飛び方を計算して使用クラブを考えて選びたいところです。スタートホールから厳しいですが、落ち着いてパーをとっていきたいホールです!
No.14 353ヤード PAR4
距離が短い左ドッグレッグのPAR4。
ピン位置からティーショットのクラブ選択を考えることになるかもしれません。
アゲンストの風でなければ、ほとんどの選手はバンカーを越すことはできます。しかし、手前のピンのときにティーショットを飛ばし過ぎると中途半端な距離が残り、しかもグリーンが砲台、手前にショートするとかなり転がり落ちてきます。そのため難しいアプローチが残ってしまいます。手前のピンであればティーショットをバンカーの手前まで打ち、距離を残して狙ったほうが易しいかもしれません。ただ、そのバンカー手前、グリーンまで100ヤード付近はディボットが多い場所。多少の運もあるかもしれませんが、運も味方にしてバーディーを取っていきたいホールです。
No.18 552(539)ヤード PAR5
打ち下ろしのPAR5。多くの選手が2オンを狙うホール。
まずティーショットはフェアウェイキープをしたいところ。フェアウェイ右サイドを狙うと傾斜で距離を稼げる可能性があります。
2打目はほとんどの選手が2オン、ないしはグリーン近くまで打っていくでしょう。ただティーイングエリアから打ち下ろしているため、左足下りのライになることが多く、ボールを上げづらいことが考えられます。この2打目を上手く打ってバーディー、イーグルを狙っていきたいでしょう。
最後にスコアが動くホール。大逆転もあるかもしれませんね!
ボールが見えていてもラフがしっかりしていて、ライの見極めが大事になってきます。またラフは泥もつきやすく、どう飛ぶかそのジャッジも重要になってきます。風、クラブ選択含めて総合力が試される大会になりそうです。