こんにちは。
ゴルフ部一回生の河上です。
今回はこれから寒くなる冬に食べたい「れんこん」について紹介します。
れんこんは根菜類で体を温める野菜のため、これからの季節にはぜひ食事に取り入れたい食材のひとつです。そんなれんこんの取り扱いについて詳しく紹介していきます。
れんこんにはアクの成分として、ポリフェノールの一種であるタンニンが含まれており、切った断面が空気に触れると酸化して茶色く変色してしまいます。そのため変色を防ぎたいときは、切った後れんこんを水にさらすとれんこんが空気に触れるのを防ぐことで酸化の進行を止めることができます。
特にれんこんの白さを活かしたサラダやなます、てんぷら料理などの場合は、水でアク抜きするのがおすすめです。
一方、切った後すぐに加熱調理するのであれば、水にさらさなくても変色はしません。ただし、鉄鍋など鉄をふくむ調理器具で煮たり炒めたりすると、れんこんに含まれるタンニンが鉄と結合し、黒く変色する原因になるので注意が必要です。
れんこんに含まれるタンニンには苦みやえぐみがあり、料理の味にも影響を与えます。タンニンは水に溶けやすい性質があるため、苦みやえぐみを抑えたいときは水にさらしてから調理すると良いです。
れんこんのシャキシャキ食感を楽しみたいときは、酢水にさらすのがおすすめです。れんこんのシャキシャキとした食感はペクチンと呼ばれる成分によるもので、酢につけることで分解されにくくなります。れんこんに含まれるペクチンは加熱しても分解されにくい性質を持つので、調理した後もシャキシャキ食感を保つことができるのです。
きんぴられんこんなど、れんこんのシャキシャキ食感を活かした料理は酢水にさらしてから調理すると良いです。
身体をあたためる根菜類で様々なアレンジができるれんこんをこの季節にぜひ食べてみてはいかがでしょうか。
以上ゴルフ部一回生の河上でした。
最後まで読んでくださりありがとうございました。