ツアー

ダンロップフェニックス

今週のツアーは男子がダンロップフェニックス、女子が大王製紙エリエールレディスです。今週も男子ツアーに来ていますので、会場のフェニックスカントリークラブをいつものように見ていきましょう。

No.4567ヤード PAR5

ほぼストレートのPAR5。飛距離の出る選手なら2オンも可能ですが、そうでない選手だとどのように攻めるのが良いのでしょうか⁉︎
2オンの可能性があればティーショットは1Wという選択肢になります。可能性がなければフェアウェイウッドなどで刻んだほうが良いかもしれません。というのも1Wだと左バンカーに入る距離であり、また左右のラフへ行ってしまった場合に木の枝がかかってしまう可能性が高いからです。その場合2打目の距離を出すことが難しくなり、3打目の距離が残ってしまいます。

一方でフェアウェイウッドなどで刻んだ場合、左バンカーまで届かず、また右ラフへ行ってしまっても木の枝を避けられ、ある程度飛ばせる可能性があります。結果的にティーショットから2オンができない可能性であればティーショットで刻んだほうが3打目が良い場所から打てることが多いでしょう。
選手それぞれの戦略や風向き、そしてその日の流れでティーショットの使用クラブが変わってきます。
お目当ての選手がどんなゴルフをするのか、観察しても面白いのではないでしょうか⁉︎

No.10 490ヤード PAR4

通常営業だとPAR5。しかしダンロップフェニックスではPAR4として使用されます。
まずティーショットですが、長いPAR4だからと言ってどの選手も1Wでティーショットするわけではありません。1Wの精度が高い、もしくはできるだけ近くにと考えている選手なら打っていくかもしれません。しかし右にバンカー、左のラフに木があります。2打目の広いエリアを考えると右バンカーに入らない距離でフェアウェイウッドなどで刻んでいく選手を多く見るでしょう。
グリーン全体は左奥から右手前へ傾斜しています。2打目は右手前から攻めていきたいところです。やや長い番手が残ってしまいますが、パーで切り抜けて、後半へ流れ良く行きたいですね。

No.13 332ヤード PAR4

フェニックスカントリークラブの名物ホール。林越えですが1オンを狙えます。
フォローの風であればほとんどの選手は1オン狙いでグリーンが空くまで待つでしょう。考えなければいけないのがアゲンストの風のとき。昔だったらフェアウェイウッドなどでエッジまで70〜100ヤードあたりに刻む選手が多かったと思います。しかし近年はアゲンストでも左右の30〜50ヤードほどのところにある中途半端なバンカー避けられれば悪くないエリアであるので、1Wでグリーン近くまで運ぶ選手も多くみられるようになりました。
10年ほど前では1オンを狙う選手のほうが少数でしたが、ここ数年はフェアウェイウッドでも届く選手が出てきており、時代が変わったなと感じています。
男子らしいダイナミックなゴルフが見られるホール。トラブルもあったり、スーパープレーがあったりと色んなプレーが見られるでしょう。

3年ぶりに海外招待選手が参戦します。昔は世界のトップ選手が参戦していたため、この試合に優勝することはおろか、トップ10に入ることも難しかった大会。しかし今は人数が少なくなってきていることや、これからの選手が参戦することが多いです。日本人の優勝者が増えたのはそんなことが関係しているかもしれません。しかし、この試合の優勝から世界で活躍するようになった海外の若手も多くいます。まだ知らない海外招待選手もチェックしておいたほうが良いかもしれませんね!

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ABOUT ME
関根 淳
1975年5月24日生まれ。通算3勝。 空気のような存在で、終わってみれば『そう言えばいたなぁ〜』と言われるぐらいの存在でありたい!2021年はこのスポともgc通信と共にClubhouseからキャディー皆んなで現場の声をお届けします。 2010年からは丸山茂樹プロ専属キャディーを務め、2012年からは山下和宏プロ専属キャディーとしてツアーに参戦。2021年は星野陸也プロを中心に阿久津未来也プロ、仲宗根澄香プロのキャディーを務める。