ツアー

(三好CC+ロイヤルメドウGC)×日清都CC

こんにちは、京都府宇治市にある日清都CC支配人小岸(オギシ)です。
2週間にわたり名古屋の三好CCでのバンテリン東海クラシック、栃木県のロイヤルメドウGCでの石川遼プロのeveryone PROJECT challengeに参戦して参りました。
三好CCは浅地プロ、ロイヤルメドウGCは櫻井隆輔プロのバッグを担がせて頂き、両試合とも一打足りず、、でした。私、プロキャディの立場から出来たことあったと思います、チカラの無さ痛感しております。
バンテリン東海クラシック開催コースの三好CCですね
1996年から来させて頂いていますが、ティーショット時の木々が空中ハザードとして上手く配置されているコースですよね
2番、3番、5番、6番、7番、11番、12番、17番、18番とティーショット時に必ず出球方向に大きなベイ松かメタセコイヤなどありドローかフェードの決め打ち要求されるホールの数々(これが非常にシビアでギリギリに)
名古屋GC和合コースは空中ハザードより、無空間で縦感の球筋創って行かなければならないのとは対照的ですね
ティーショット力が三好CCの「鍵」昔のクレーンさん設計の時と大分コース変われど、原点は同じですね😀

 


あと、愛知CC、三好CC、名古屋GC和合コース
所謂、名古屋代表する名門3コースですが、基本スループレーなんです。小腹空いたらティーグラウンド横の小屋で軽食を摂るのですが、三好CCの「ドテ飯」
豚のホルモン名古屋風味噌煮込みと表現したら良いのでしょうか?
メチャクチャ美味いんですよね😋
永野竜太郎プロ、ご馳走様でした。
さて、次週は初めてのゴルフ場、栃木県宇都宮市郊外にあるロイヤルメドウGCでした。
石川遼プロ主催されるアベマツアー、男子ツアーの2部トーナメントなのですが、驚いた事が3ツありました。
1、距離無いもののラフがレギュラーツアー以上に厳しく、グリーン仕上がり(速さ、コンパクション)も素晴らしかった
2、浦島太郎になった感じで参戦する殆どの若手プロを私は存じ上げなかったのですが、皆様非常に礼儀正しく人の目を見て挨拶されますよ!
3、嫌なアングルのティーショットでも、若い選手は振り切るんですよね、ドライバー持った時点で球筋を曲げる。と言う概念は無いのかも(笑)
あくまでも、個人の主観ですからね、この3ツは✋
でも、25年以上、ツアーの表側裏側栄枯盛衰を目の当たりにしてきてますからね(笑)
そうそう、若手中心選手でも50歳を目の前にして参戦しているベテラン選手もいらっしゃる訳です

若い選手方々、カラダのキレが凄い!
ベテランで同い年49歳の菊池純プロ

50歳を迎え、シニアツアー入り間近の増田伸洋プロ

増田プロ、290ydキャリー必要なバンカー、軽いフォローとはいえ、越していましたからね💪
伸さんのパワー衰えしらず恐るべしですよ😀


osakasyoun

現在シニアツアーで活躍中の平塚プロが
「アベマツアーで若いのんに30ヤードばんたび置いて行かれて、スコア伸ばし大会中で必死にやってきたんやで、50手前のオッサンが(笑)」
と自嘲気味に仰っておられましたが、だからスグにシニアツアー入っても活躍出来るんですよね
ずーっと走ってきたから
一回休んで、旅支度整えて再出発しよう、で戦えるシニアツアーではありません、断言します。
来年の増田プロ、再来年の菊池プロの活躍、間違いないでしょうね
また、そう願っております。
それが一生辞めること出来ないしない男子ツアープロ方々の生き様であり魅力ですから・・・
殴られて倒れそうになってもクリンチして時間稼いで体勢建て直し再び🥊
こんなカッコイイ、オッサン達最高ですよ
そう、話脱線しまくりますけどね
私個人が思う男子ゴルフ人気低迷3ツあるんですよ
1、先ず、40歳後半からシニアツアー入り目指す選手方々、アメリカではPGAツアーからチャンピオンズツアーへの流れ継承がピラミッド型で上手くスマートに行ってますよね、男子はJGTOと PGA、内情も全て知っていますけどね(笑)、別団体ですよね、ソコがスマートに見えないんですよ
日本プロプロアマではシニアプロとレギュラーツアープロが一緒に回りますが非常に良い感じなんですよ、大人の余裕あるシニアプロの雰囲気ムード作りとレギュラーツアープロの圧倒的な異次元のゴルフ
幼稚舎小中高大とエスカレーター式の名門校で大学だけが、また別受験で切り離されている様な違和感感じますね
狭いパイ、国の日本ですよ、PGAとJGTO手を取り合って上手くスマートなピラミッド型を創ってくれたらなぁ〜、心底感じます。
2、男子ツアーの魅力、ジャンボ尾崎プロは別格✨彼の方は織田信長や西郷隆盛ぐらいの器大きく別次元方なんです
東海クラシックでも色々な選手と話しましたが、堀川未来夢プロ、木下稜介プロ、大西魁斗プロ、桂川有人プロ、星野陸也プロ、そして宮里優作プロ、石川遼プロの様に普通の感覚持っておられ自分の言葉で自分のゴルフ、生き様を語れる、この様な若手プロがドンドン増えてきたら男子ツアーの人気、絶対上がりますよ
昔、NBAでバスケットボールがイメージ余り良くなかった時に、時のコミッショナーは選手にスーツ着用を義務化しました。
今では会場入りの通路などでチーム揃いの仕立ても生地もカッコイイスーツ姿での入りが定番化し、1つのクールなNBAのジャンルとして根付きました。
日本のゴルフツアー、チームスポーツと個人競技の差があれ、私自身はスポーツというのはロープ中だけで充分だと思うんですよ、プレーで魅せれば良いだけの話✋
文化、ファン、スポンサー会社方々あってのモノだと強く信じて疑いません。
そう、3ツ目が2に付随するものですが、男子も女子もキャディの、髪型バッチリ決めてサングラスしてワッペンペタペタ付けて、選手にあれこれ指示するのがツアーキャディではありません。
グリーン上に座っているキャディいました、派手な花柄入った短パンでのキャディいました、Tシャツみたいなシャツきてズボンにインせずにだらしないカッコのキャディいました。
長年の親友、戦友であるキャディのラジーフが私所に携帯持ってきて
「オギチャン見てよ、これ、どう思う?」
セガサミー試合時に、ゴミ箱から溢れ出しているゴミにまたゴミ重ね酷い事になっている写真を見せてくれました。
三好CCのゴミ箱も火曜日酷い事になっていました。
選手もキャディもJGTO方々、何も感じないのかな?
いや、ラジーフ始め何人かのキャディからも話を聞きました。
「神は細部に宿りたまふ」
と申します。偉そうに聞こえる、何様?と思われるかもしれませんが、25年現場で、男子ツアーで飯を喰わせて貰ってきた私、愛する仕事場、敬愛する選手方々の職場が少なくなってきているのに黙っては居れないですよ

三好とロイヤルメドウ
2週行かせて頂き強く感じた事です。
キャディ業務は11月のマイナビABCチャンピオンシップで今年最後になります。
後の日は日清都CCに常駐しておりますので、また、皆さま遊びにいらしてくださいませ😀
では👋


ニチコン


丸安産業


ジャパンクリエイト
ecc
ABOUT ME
小岸 秀行
1973年11月8日生まれ。立命館大学経営学部中退。 1995年福澤義光プロのキャディーをきっかけに、ツアーキャディの道へ。過去に岡本綾子プロ、細川和彦プロなど、2008年から5年間矢野東プロと専属契約。2013年からは川村昌弘プロと専属契約し「パナソニックオープン」優勝。 2019年度は女子ツアーメインで参戦する。 2021年11月9日付で京都府宇治市の日清都CC支配人就任。日本初の支配人兼プロキャディ 通算6勝