ツアー

バンテリン東海クラシック

今週のツアーは男子がバンテリン東海クラシック、女子が日本女子オープンです。今週は久しぶりに男子ツアーに来ていますので、バンテリン東海クラシックの開催コースの三好カントリー倶楽部を見ていきましょう。

No.4 435ヤード PAR4
左ドッグレッグのPAR4。まずティーショットで気をつけたいところは、左に落としてしまうこと。それだけは避けたいです。左バンカーに留まっていれば、まだなんとかなるのですが、それより左へ行ってしまうとグリーンどころかフェアウェイへ戻すことも大変になってしまいます。ですので、狙いは右バンカー。右ラフでも仕方がないと思うかもしれません。そのような狙いになりますが、フェアウェイを捕らえたときでも易しいライにならないことがあります。多くの場所がつま先上がりのライ。ラフでもフェアウェイでも右にピンがあるときには特に難易度が増します。
嫌だなと感じてしまうホールが多いアウトコースですが、このホールも含めてティーショットの出来がスコアに大きく左右するでしょう。やると決めたらいかにやり切れるか。三好は迷ったらダメ。決断力がかなり大事なコースかもしれません。それを感じさせるホールの1つです。

No.9 415ヤード PAR4

ほぼストレート、グリーンまで打ち上げているホールです。
ティーショットを1Wで打つことができ、フェアウェイを捕らえれば、2打目は短いクラブでピンを狙うことができます。しかし、ティーショットで右へ行ってしまうとピンを狙うことができないどころか、グリーンに乗せることも厳しくなってきます。またグリーンの左側が落ちているため、さらに難しいということも分かってもらえるでしょう。そうならないためにティーショットでは、フェアウェイウッドで刻む選手も多いかもしれません。そのあたりのクラブで刻むのであれば右へ行ってしまっても、右の林までの距離があるので、まだグリーンを狙うことができるかもしれません。
三好はティーショットでいかにフェアウェイに置けるかがとても大事になってきます。このホールに限らず、飛距離を落としてでもフェアウェイに置ける確率が高いクラブでティーショットする選手が多く見られるでしょう。

No.14 380ヤード PAR4

やや左ドッグレッグしているというより、左斜めにコースが伸びているように感じるホールです。
ティーショットでは1W、フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアンと風やピン位置から選手それぞれ使用するクラブが違ってきます。というのもこのホールのティーショットは距離と方向性の2つを揃えないとフェアウェイをキープすることができないからです。特に右ラフを突き抜けて林に入ってしまうとどうしようもありません。また右ラフに入ってしまうだけでも林の枝がかかることが多く、そうならないように選手たちはそれぞれ考え、クラブを選択し、ティーショットしてきます。
このホールが1番ティーショットの影響を受けると思います。選手がどのクラブを使用するのか、興味深く見て欲しいホールです。

火曜日の練習ラウンドから天気が良く、グリーンの固さが日に日に増してきています。フェアウェイから打てればまだなんとかなりますが、ラフからは止めることがかなり難しいでしょう。1stラウンドの上位と下位のスコアの開きがあるというのが、そのことを示していると思います。
久しぶりに固いグリーンを攻略するのは、やはり“ショットの調子が良い選手”であり、“マネージメント力が高い選手”になってしまいますね!

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ABOUT ME
関根 淳
1975年5月24日生まれ。通算3勝。 空気のような存在で、終わってみれば『そう言えばいたなぁ〜』と言われるぐらいの存在でありたい!2021年はこのスポともgc通信と共にClubhouseからキャディー皆んなで現場の声をお届けします。 2010年からは丸山茂樹プロ専属キャディーを務め、2012年からは山下和宏プロ専属キャディーとしてツアーに参戦。2021年は星野陸也プロを中心に阿久津未来也プロ、仲宗根澄香プロのキャディーを務める。