ツアー

スターツ笠間GCより日清都CCへ

皆様、おはようございます
小岸です😄

先週は茨城県笠間市で開催されたPGAシニアツアーのスターツ笠間シニアに寺西明プロキャディで行って参りました。
寺西明プロは50歳までトップアマとして経営する会社社長とトップアマと言う二足の草鞋を履いてきました。
しかし何と50歳にしてPGAプロテスト受験、一発合格してPGAシニアツアーに参戦、シード権獲得、優勝、そして一昨年は日本シニアオープン優勝、PGAシニアツアー賞金王に輝いた選手です。
「言うは易し行うは難し」
と申します。
寺西さんはハッキリ言葉に出して言うタイプの方です。Mr.正論です(笑)
それがキツいととらえる方もいるでしょう、しかし私は大好きです。
何故なら、怒ると叱るは違いますよね?寺西さんは怒って言葉を発しませんよ、叱る、相手の事を思うから叱る、それは非常にエネルギー要ること、寺西さんは其の優しさを持っておられる方。
グチグチネチネチのタイプとは正反対の男ですよ、そして結果(ゴール)に辿り着くにはどうしたら良いか?を親身にキャディに聞いてくれる選手
「士は己を知る者の為に死す。」
と言いますが、プロキャディと言う職業をレスペクトしてくれる選手の一人です。
だから好きで、バッグを担がせて欲しいんです、私は・・次回はタラオCCでの日本シニアオープンでのタッグになりますが今から楽しみです✨
さて✋
久しぶりのPGAシニアツアー
私が20歳前後から可愛がって頂き、イジって頂き、叱って頂き、人生とは?を教えて頂いてきた大先輩方々が集うフィールド
私的に表現するならば
「カッコいいオッサン達が戦うフィールド⛳️」
歳取り少しは丸くなるも、いざ試合始まりスィッチ入ると、目つき雰囲気がピリピリしてくる、あの経験した者しか分からない変態チックなドキドキ空気感(笑)
シルエット越しにでも誰だか分かる個性あるスィング
自分のゴルフとは?生き様語られる引き出し豊富なトーク力


osakasyoun

しかし、今回の方は年齢関係無く天然でらして、昔からですが(笑)
あれっサングラスは?
頭上にかけています。
あれっ携帯は?
右手に持っています。
俺、薬飲んだって?
朝食時飲んでいました。
・・・てな風景光景やり取りがPGAシニアツアーでは日常茶飯事です😄
しかし大先輩方々は其れをもネタにしておられます。
そう、練習場で選手方々練習している所に、小山内護プロが来ました。
立山光広プロ、平塚哲二プロ間に、すると
「ヤベェ〜、俺やっちった💦」
と、小山内プロの声が

同じエリートグリップ契約選手のキャディバッグを間違えて持って来たんです。
しかも小山内プロはスタンドバッグ、間違えて持ってきたバッグは足が出ないプロトタイプ
「斜めにしても足が出ないから、オカシイと思ったんだよね〜」
と小山内プロ
いや、普通持ったら分かるでしょ‼️
も通用しません、この方には(笑)
間違えたキャディバッグを戻しに行く背中は流石に寂しそうでした

も、全く動じずに?
「ちゃんと宣伝してくれよな!」
と小山内護プロ、契約先ウェアメーカーの帽子とエリートグリップより販売されているグリップ(日清都CCプロショップにも置いています)

皆さま宜しくお願い致します🙇‍♂️
そう、色んな事があり、感じ、勉強になった先週でした。



ツツジ後に咲くサツキ
見事な手入れとスケール感




No.7にあるノムラモミジの魅せ方、配列


同じくNo.7にある平戸ツツジの圧倒的なスケール感
満開時には、強烈な美しさでしょうね✨
一歩間違えると庭化してしまう植樹と何を植えるか?コレをキチンと昇華している所にスターツ笠間GCの真髄がありますよね
クラブハウス設計した村野藤吾さん
コース設計された井上誠一さんと、この何を植えて、どう手入れしているか?は三位一体ですね

レストランメニューも

朝食メニューですが、手作り感とセンス、温かさを感じます。
本当に充実した1週間でした✨
次の試合、キャディ業務は8月の日本プロゴルフ選手権で浅地洋佑プロとのコンビになります。


皆さま、日清都CCでお待ち申し上げております😄


ニチコン


丸安産業


ジャパンクリエイト
ecc
ABOUT ME
小岸 秀行
1973年11月8日生まれ。立命館大学経営学部中退。 1995年福澤義光プロのキャディーをきっかけに、ツアーキャディの道へ。過去に岡本綾子プロ、細川和彦プロなど、2008年から5年間矢野東プロと専属契約。2013年からは川村昌弘プロと専属契約し「パナソニックオープン」優勝。 2019年度は女子ツアーメインで参戦する。 2021年11月9日付で京都府宇治市の日清都CC支配人就任。日本初の支配人兼プロキャディ 通算6勝