一般的なアマチュアゴルファーはスイングやクラブの性能に注目していますが
それらと同じくらい重要なボールの性能を軽視しがちです。
現在フィッティングしてクラブを購入するスタイルが浸透してきていますが
フィッティングスタジオでの使用球と実際のプレイヤーが使用するボールが異なると
飛んでいくボールの質が変わってくるため効果が薄れてしまします。
ドライバーの飛距離、アイアンの正確性、パターのフィーリング、音など
ゴルファーがどの部分を大切にしてゴルフをするのかによって選び方は様々ですが
今回はドライバーでヘッドスピードを平均46-47ｍ/ｓ程度で違いを検証。
ボールはツアーでの使用率の高いタイトリストV1、V1X
比較的安価でネットやコース売店などで
売上数が多い飛衛門（ツーピース）の3機種で比較
ヘッドはバルド568D（420ｃｃ）の操作性重視の小振りヘッドを使用
タイトリストV1
タイトリストV1X
タイトリストV1.V1Xについてはスピン量の差は殆どなく打ち出し角に差が出る結果
平均で1度も違いが出るとヘッドスピードの違いで
今回の検証値以上の飛距離の差が出てくるでしょう。
プレースタイルでも低くラインを出したいゴルファーや
大きなキャリーで攻めたいゴルファーなど
ボールのコンセプトとゴルファーの意思をシンクロさせることが重要ですね。
ツーピース系の飛衛門についてはツアー系のボールと違いスピン量はやや少なめ、
直進性に優れ、打出角も高くキャリーの出しやすいボール。
ロフトで見栄を張りがちなゴルファーには高弾道になりやすいボールは
飛距離という結果が出しやすいし、風の影響を受けずらい性質もあり、
売上が高いのも頷けます。
飛んでいくのはクラブではなくボールです。
ですから軽視せずボールも注目して選びましょうね！
では。
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