こんにちは。
ゴルフ部4回生の金谷です。
今回は今アニメ放送されている漫画「spy family」についてご紹介したいと思います。
このspy familyは遠藤達哉さんの作品で少年ジャンププラスにて連載中です。
発行部数は2021年時点で1250万部を超えており大人気なのではないでしょうか。
この作品はタイトルの通り主人公が作中で有名なspyという設定で数々の任務をこなしていく物語です。
そして主人公は新たに家族を作ることを任務として与えられます。
その後、孤児院で引き取ったアーニャを娘、仕立て屋で出会ったヨルを妻、主人公である夫がロイドと名乗り偽りの家族を作り物語は進みます。
この漫画の魅力の一つとして個性豊かなキャラクター設定が挙げられます。
Spyであるロイドを筆頭に、アーニャは人の心を読むことができ、ヨルは優秀な殺し屋として活動しています。
これらの設定はお互い秘密にしておりその分お互いの思惑がうまくいかないところがコメディー要素にもなっています。
そして家族3人とも人柄がとても優しい面白いため心温まる作品にもなっています。
そしてもう一つの魅力が遠藤達哉さんによる緻密な舞台設定です。
作者からいくつかのコメントがされており1960年~1970年の時代背景をモデルにしているとのことです。
そして作中に登場する地図の形や車の車種、通貨の計算方法や食文化などからドイツとイギリスとの共通点が多数見受けられます。
つまりヨーロッパを舞台にしている作品になっていると思います。遠藤達哉さんがそこまで調べられたうえでの作品のため奥が深く独特な世界観がありそこには目を引くものがあります。
そして1960年~1970年のドイツといえばベルリンの壁があり東と西で冷戦状態にありました。
作中でも東国と西国に分かれており両国が敵対関係にある状態です。
そのことからspy familyの今後の展開として登場人物の活躍により両国が境界線を越えて良好な関係を築いていくのではと予想されます。
家族3人に感動させられる物語で私個人では特にロイドがかっこよくアーニャがかわいいと感じる作品になっています。ぜひ一度読んでみてください。
以上、ゴルフ部4回生の金谷でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。